釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3494
2017-2018年度
34回 例会報告
2018年03月15日
例 会 内 容
職場訪問例会
会長の時間
会長挨拶 邵 龍珍 会長
我々が一番楽しみにしているのが、この『福司例会』であることは間違いないと思います。過去の会報を見ますと1982-1983年度の会報にこの福司例会が記載されておりました。当時、梁瀬社長のお父様梁瀬誠也会員が副会長の年度で、それから35年という月日が流れて、毎年我々のわがままを快諾の上、例会場を提供して頂いております福司酒造・梁瀬社長にクラブを代表して心より感謝とお礼を申しあげます。私はこの会場でお話をするのは2回目です。1回目が田中会長年度、奉仕プロジェクト大委員長の時です。当時、2月に梁瀬誠也名誉会員、職業奉仕委員長として本例会を企画していた武藤会員が相次いでご逝去され、本例会開催自体を理事会等で協議、梁瀬社長にお伺いを立てたところ「楽しくやって下さい。その方が親父も喜ぶから」という言葉を頂き開催に至りました。その例会にて梁瀬誠也名誉会員と武藤会員のご遺影を飾らせて頂いて、お二人のロータリアンとしてのご功労に敬意を表して献杯をさせて頂きました。一生忘れることのない思い出です。故梁瀬誠也名誉会員の穏やかな性格、その志を引き継いでいる現梁瀬社長のご恩に応える為「日本酒飲むなら福司」でお願いします。結びに『日本酒飲むなら、福司』『酒を買うなら、五明酒店』、『日本酒で焼肉を食べるなら、ぎゅう太』とお願い申し上げまして会長挨拶とします。本日も大いに飲んで、笑って、ロータリーを語って下さい。
本日のプログラム
職場訪問例会
職業奉仕委員会 委員長 中村 考源 会員
本日の職場訪問例会は職業奉仕委員会が設えを担当します。職場訪問、職業奉仕から「ビジネス」を連想します。いま世の中には様々な最先端ビジネスがありますが、有名な場所にシリコンバレーという街があります。シリコンバレーと言えば、世の中の科学や技術の最先端を常に生み出している街ですが、そこに集う人達がよく口にする言葉は何かというと「Look Beyond Profit」「利益の向こう側へ」「利益の向こうにあるもの」だそうです。私などはビジネスの本場と言えばやれ金儲けや、どうやったら儲かるとか、どうやったら楽になるなどと思ったら、その場で常に科学や技術の研究をして世に出そうとしている人達は、どうやったら世の中の為になるか、どうやったら人の暮らしが豊かになるかを常に考え、シリコンバレーに人が集い、発展して、私達の暮らしが豊かになっていく。その話を聞いた時、ロータリークラブ、ロータリアンの目的、事業がその趣旨と共通していると感じました。職業、職場、ビジネスの根幹は共通していて、私達はそれを皆さんと共有させて頂いてます。この職場訪問例会は正にその機会であり、前回は鳥取神社さんにお世話になり、今日は福司酒造さんにお世話になってます。福司と言えば釧路が誇る銘酒であり、本当に一番旨い酒、美味しい酒、やっぱり飲むなら福司ですが、調べると1919年創業、本年で99年目となる長い歴史を持った銘酒です。これまで長い歴史と伝統を育んでこられたのも、きっと「Look Beyond Profit」「利益の向こうにあるもの」が釧路市民の誇るお酒を、拠り所になるお酒を造る源になったのではと考えます。本日はそんな歴史と伝統に触れ、大いに語り、大いに飲み、そして大いに酔って頂き、職場訪問例会を楽しんで下さい。
福司酒造(株) 代表取締役社長 梁瀬 之弘 会員
お褒めの言葉を随分頂き、何やらむず痒いです。当社は本年で創業99年、来年で100年を迎えます。100年企業が釧路でどのぐらいあるかはわかりませんが、ここまで来られたのも先代、創業者が基礎を築いてくれたお陰だと感じます。ただ、私どもの職業は非常に地味な仕事です。現状をご存知の方も多いと思いますが、日本酒の消費量は日本全体で若干減っています。かと言って私がこの職業を辞めて違う職業は出来ませんし、継承についても今後の課題です。様々な要素を含め、創業100年を節目にステップアップを考えてます。少しですが設備投資もしています。新商品の考案もこれからも続けて参ります。本日は大いに飲んで「日本酒」の良さを少しでも感じて頂ければと思ってます。いま日本全体では「酒」そのものの消費も減っています。人口減少の側面もありますが、昔のように飲む人も飲まなくなっているのも事実です。ですので、飲む時は楽しく飲むような日常的なものを無くさないように、そうあれば良いといつも思ってます。「冷や酒と親の言うことは後で効く」と言いますが、お帰りの際は足元に十分気をつけて、お忘れ物のないように、節度ある飲み方で本日はお楽しみ下さい。
乾杯 奉仕プロジェクト委員会 大委員長 小野寺 俊 会員
本日の職場訪問例会を担当されます職業奉仕委員長の中村'こうげん'ではなく、'たかもと'君が浜松に転勤されるということで、釧路RCで行う最後の仕事が本例会であることを本当に喜ばしく思っています。また、中村委員長の真面目な話は入会以来、最初で最後だったのではないかと思います。企画の段階から委員長には先頭に立って設えて頂いたことに改めてお礼を申し上げます。私、普段は日本酒をほとんど飲みませんが「酒と女は二合まで」というジョークにもあるように、女性の方は二号までOKですが、お酒の方は二合まで飲めません。年に一度の例会で、1年で一番日本酒を飲む日が今日です。皆様も普段よりも多く飲まれると思いますが、健康には十分留意しながら、節度を持って楽しく飲んで下さい。それでは、福司酒造様の今後益々のご発展と、本日ご参会のロータリアンの皆様のご健勝をご祈念して乾杯致します。ご唱和下さい「乾杯」
【酒蔵見学会 開催】



締めのご挨拶 奉仕プロジェクト委員会 副委員長 橋 直人 会員
本日、福司酒造(株)梁瀬社長には大変お世話になり、ありがとうございました。また来年もよろしくお願いいたします。また、今月で転勤される中村委員長、浜松へのご栄転おめでとうございます。健康に留意され頑張って下さい。私、2年前にこちらでトイレへ行った時、階段から落ちました。昨年は風邪で欠席、2年ぶりの参加です。本当に楽しい例会でした。本日は三本で締めたいと思います。本日ご参会のロータリアンの方々のご健勝と中村さんの益々のご出世を祈念致します。


閉会・点鐘
その他の報告
ニコニコ献金
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清水 幸彦景品当選
吉田 潤司職場訪問例会 「福司」でジャンケンで商品当たりました。ありがとうございます。
今年度累計 687,500円