釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3477
2017-2018年度
17回 例会報告
2017年11月02日
例 会 内 容
100%ポールハリスフェローへの道
来訪ロータリーアンのご紹介
国際ロータリー第2580地区
東京本郷ロータリークラブ 2017-2018年度会長 松下 和正 様
東京本郷ロータリークラブ 松下 和正 会長
我々のクラブは、東京ドームのすぐ隣に例会場があります。実は来年の5月に小船井様に当クラブで会員増強のフォーラムの時、講演とコーディネーターをお願いしました。今日は出張で、本クラブの予定を見ましたら例会日ということで飛び込ませていただきました。非常に活気のあるクラブでうらやましく思っております。今日はよろしくお願い致します。
会長の時間
会長挨拶 邵 龍珍 会長
11月はロータリーで定める財団月間となっております。そして、11月5日を含む月曜日から日曜日の1週間は世界インターアクト週間と定めておりますので、皆さん記憶に残していただければと思います。先日、ネットで微笑ましくまた嬉しい情報があったので少しお話させていただきます。皆さんご存じのように私は在日コリアン2世でございます。今、私の環境のような方が3世、4世、5世、6世ぐらいになっていると思います。そういった人たちは言葉も分からないですし、意識もないので、日本に帰化されている方が多数いるというのは間違いではございません。我々の親世代、1世世代の人たちは本国で貧しくて学ぶことができなかったので、日本にいても息子達には言葉を習わそうと日本全国に民族学校、いわゆる朝鮮学校を建ててくれました。そういった中で勉強させてもらって、卒業しました。先日の話では、後輩たちが各都道府県で活躍しているとのこと。何かと言いますと、10月初めに国体・国民体育大会が愛媛でありました。そこで少年の部・高校生のラグビーで大阪府が見事優勝しました。17人の中で3年生2人と2年生1人の3名が我が母校・大阪府の民族学校の後輩です。ラグビーですから直属の先輩ですので大変嬉しく思いました。全試合にフル出場して優勝に貢献したということが記事に載っていました。それと、東京都代表で東京民族学校のラガーマンが1人。兵庫県のボクシング代表で神戸の民族学校の選手が1人。また、ビックリしたのは兵庫県のボクシング代表監督が神戸民族学校の教師がされたということです。我々の年代では考えられない、そういったことは羨ましく、生まれ育った地域にスポーツをとおして貢献できるということは本人たち含め大変嬉しいことですし、微笑ましいことだなと思ったところでございます。スポーツには国境がないというお題で最初載ったのですが、我々ロータリーも国境がないと思っております。そういった中で私もたまたま入会させていただいて、韓国の地区が当地区の姉妹地区ですので、少し言葉は喋れますのでロータリーにお役に立てているのかなと思いながら、その後輩たちを見ながらもっともっと頑張って、その地域の為に頑張ってもらいたいと思ったところでございます。我々、ロータリーは国境ないということで我々のこのバッチによって日本全国、また世界の各国へクラブの例会に参加できる権利があると聞いています。そういった中で、世界のクラブの皆さまとマッチング、手と手を取り合ってその地域のために、我が日本の国のために、そして世界の国々のために奉仕をする活動をする素晴らしいグローバルなロータリークラブに参加している自分がありがたいなと思って持っていますし、皆さんに感謝しているところでございます。スポーツは国境がない、またロータリーに国境がないというお話をさせていただいて、本日の会長挨拶に代えさせていただきます。本日はまたよろしくお願いいたします。
本日のプログラム
100%ポールハリスフェローへの道
ロータリー財団寄付推進委員会 白幡 博 委員長
今日はロータリーの財団寄付について、お金の話なのですが皆さんにもっと身近に感じていただけるような例会にしたいと考えております。今年でロータリー財団が設立されましてちょうど100年に当たるそうです。1917年に設立されておりまして、今年が2017年ですので100年の節目ということになります。先日、私たちの情報集会においても財団寄付の件については取り上げていただいて、その情報委員会の中で皆さんがいろんなご意見をいただいたと思っております。そういった面では少しずつですけども私達の財団に関しての認識が身近になってきていると信じております。先ほど邵会長からお話がありました。本日は財団月間ということで、邵会長の会長方針にもありますように2019-2020年のガバナー輩出クラブとしてロータリー財団への理解をもっと身近にして下さいというお願いもされています。私も考えました。邵会長がどのように考えているのかなと思いました。また、邵会長とお話をする機会がありまして、いろいろご意見をいただいていました。その中で邵会長はこのように思っているのではないかなと思っています。それは、釧路ロータリークラブ100名いる会員全員が一度限りの認証であるポール・ハリス・フェロー経験者になること。100%ポール・ハリス・フェロークラブ達成を目標に活動したい。そのような思いでいるのではないかと考えております。皆さん、ご存じのように当クラブの吉田潤司会員が地区ガバナー就任にあたりまして、所属クラブの釧路ロータリークラブから就任に当たっての贐として、我々会員全員が力を合わせて達成できればこれまた嬉しい限りだなと思っています。委員会としても会長の熱い思いをしっかりと感じまして、これからも活動していきたいと思います。あまり時間がありませんので1点だけ皆さんにお話しさせていただきます。それは、めぐり合わせというのはあるのだと思いました。それは、今から5年前にもうこの事業はスタートしていたと思います。2012-2013年、5年前の会長が伊貝会長で今年度会長の邵さんが幹事でした。皆さんご存じのようにこのとき「毎年あなたも100ドル」がスタートした年であります。そんな意味でお二人の思いは5年前から今日にずっと繋がってきて、最終的には2020年の吉田さんがガバナーに就任する時には、私たち同時に達成できるような道筋がスタートしていたことを私は感じました。そんな面ではぜひ皆さんと力を合わせて達成に向けてこれからも活動していきたいと思います。今日は伊貝さんからポール・ハリス・フェローの意義について、そして、次代を担う佐藤会員からお話をしていただきたいと思います。一生懸命です。私は「ぜひ皆さんにお話してください」とお願いをしました。100%ポール・ハリス・フェロークラブ達成への道ということで佐藤会員にお話いただきます。よろしくお願いいたします。
ロータリー財団寄付推進委員会 伊貝 正志 委員
私の話は3つの項目で話そうと思っております。まずひとつは、当クラブの財団寄付の流れです。それから財団寄付と承認説明。ポール・ハリス・フェローなど文言の意味合いやその辺の話です。それから私が5年前に会長やった時に財団寄付を基にしてタイに浄水装置を寄付した話をさせてもらうような構成でお話させてもらいます。はじめに、当クラブ財団の流れですが、今は皆さん前期50ドル、後期50ドルの年間100ドルという寄付をいただいています。実は、2004-2005年の久島会長の時は前後期10ドルずつの20ドルでした。その後に会長になられた2005-2006年石田会長の時にこの倍の年間40ドルになりました。その後の2007-2008年、白幡会長の時でしたが私は財団委員長をやっております。財団委員長になった時に、財団セミナーといってPETSでそういう説明を、レクチャーを受けることがあります。その中で「毎年あなたも100ドルを」という標語を初めて知りました。なるほど、100ドルというひとつの区切りを目標にRIは活動しているのだなと思った次第です。その時、事業計画としてこの言葉を載せました。その後に財団委員長になられた方が何度かこの言葉を引用していただいております。そんな流れの中、私が2012-2013年の会長の時に、レートも1ドル80円という円安状態のレートでしたので今まで40ドルやっていてあと60ドル。1ドル80円ですので、4,800円、それくらいでしたら末広に1回行くのをやめるとか、そういう捻出をすれば皆さんが承認できるのではないかと提案した結果、承認されたいい形です。なぜこんなに金集めを一生懸命やるのかということですが、それは先ほど邵会長がいみじくも「ロータリーに国境はない」という言葉を何度か引用されました。これに尽きると思います。我々の生活はグローバルで見た場合、相当裕福な状況にあります。それを少しの分け前を途上国の人達に分け与えること、それは責務だからと考えただからです。そんな形で今の100ドルがスタートしています。今、ポール・ハリス・フェロー100%達席。ポール・ハリス・フェローというのは何のことだろうとお思いの方も入会年度の若い方もおいでになるので、その説明を若干します。まず我々100ドルの寄付は、年次基金という名目の中に寄付されます。その寄付が3年後に寄付した額の50%、半分が国際財団活動基金・WFという略称で呼びますが、50%が国際財団基金という形でRIが好きなように使うお金になります。もう半分の50%が地区財団活動資金としてこの2500地区に、3年前に集めた寄付、うちのクラブばかりではなく2500地区が集めた全部の寄付の半分が戻ってきます。それで、この2500地区でそれは自由に使っていいですよということになります。地区にも50%は使える金として戻ってきます。実は、去年の木下会長が数学検定で申請していただいています。2500地区が申請する件数が多ければ貰う額は少なくならざるをえません。そういう仕組みになっていることを覚えていただいていただければと思います。それからポール・ハリス・フェローという称号です。これは年次寄付、ポリオプラスだとか、その他財団には6項目くらいありますが、そういう諸々に寄付した累計額が1,000ドルになった時にポール・ハリス・フェローという認証、そういう名前を与えるということです。ポール・ハリス・フェローというのはP・H・F、この後に佐藤さんから賞の説明があると思います。その中にP・H・Fというものが出てきます。これはポール・ハリス・フェローという略称です。あともう1,000ドルを積み重ねるとマルチプル・ポール・ハリス・フェロー、ポール・ハリス・フェローの頭にマルチプルという名前がつきます。それからPHF+1、+2と、1,000ドル増えるごとに1,2、3、4とプラスの数字がついて+8まであります。最初にポール・ハリス・フェローが1,000ドルあって、1の時に2,000ドルなので、8まであるということは9,000ドルまでその称号で流れていく形になります。9,000から10,000になるとこれは大きな金額で、メジャードナーという称号になります。小船井パストガバナー、清水パストガバナーはこれに毎年協賛されているということも知っていてください。それから認証ポイントといって、1ドルにつき1ポイントのポイントが付与されます。そのポイントは他の人に与えて使ってもらうことができます。そういう形を取りながらポール・ハリス・フェローという寄付の協力をしてもらいたいとそのようなことになっています。それから最後のタイです。寄付を利用してという話ですが、皆さんのところに2枚綴じたプリントがあると思います。今、ポール・ハリス・フェローで話したことは2枚のうち1枚目の上です。それからめくっていただいて、横位置の2枚目の資料がタイに行った時の寄付です。ここで見て頂きたいのが上から4番目。国際パートナークラブ・IP、釧路ロータリー。うちのクラブから2250ドル、日本円で18万円をいただきました。18万円が一番下の459万8,000円の事業になったということです。この倍率が25.5倍という大きなことです。ここで、DDFという上の表に米ドルで合計が17,450ドルという数字があります。これが財団を使って出てきた金です。最終的に下に、AA+Bとか、AAの半分の+Bと、この下の部分の補助金申請額というのは財団から出ている金です。これは2003年2月25日〜3月1日にかけてタイに行って、これを確認してきたという報告をさせてもらっています。そんなことで有効に使われている金だという認識をしております。金、金と何で言うのだろうということを私の話で少しでもご理解いただければ幸いだと思っています。
ロータリー財団寄付推進委員会 佐藤 尚彦 会員
先ほど、白幡会員からもお話あったとおり吉田ガバナー在任中2019-2020年の間に皆さま各会員ひとりひとりが全員でポール・ハリス・フェローになっていただけると「100%ポール・ハリス・フェロークラブ」という1回限りの称号をいただけるということを邵会長の下、進めていきたいとなっております。それでは早速、表に入ります。上から順番にいって、ロータリー財団年次寄付というところから見て頂いて、次に右の年間認証100+11.18とあります。これはドル換算された数字で100というのは先ほどもお話あったとおり半期50、半期50ドルずつ寄付させていただいています。これは会員の中で出させてもらっています。その横の+18.18という謎の数字があります。これもドルですが、こちらの方は年間2,000円分を会費の中から充当させていただいております。それを暫定的に1ドル110円と設定した場合に2,000円は18.18ドルとなります。3か年というのは達成まで3か年あるという意味ですがその合計は会費だけで、今まで積み立ててきたものと合わせると354.54ドルが貯まるという計算になっております。続きまして、表に入らせていただきます。1番から100番まで番号を振っております。こちらは100%になるためには100名の方が対象になっているということです。表の見方としましては、青田会員を例にして使わせていただきます。1番、青田さんの次の右にいきまして、2017年10月末現在の認証、いわゆる積み立てていった金額プラス青田会員が全員で寄付してくれた会員の合計が1816.47ドルありますという意味でございます。これが10月末の状況でございます。右に行きまして、2020年4月末予想と書いてあります。こちらは吉田ガバナー年度中に達成するためには2019年7月から始まって2020年6月で任期が終了しますので、その間に達成しなければならない。早く達成できればいいのですが、皆さん全員で金銭が伴うものですので、ギリギリまで引っ張った場合の設定となっています。そうすると、4月末となっているのは4月末の申請を行うことによって6月のギリギリ中過ぎにやっと認証がいただける形になっています。それで4月に設定しています。その表を見ていただきまして、また青田さんのところを見ていただければと思います。その前提で2020年4月末の予想としましては認証額が会費でプールさせていただいている部分だけで青田会員は2171.01ドルになります。そして、右にいきますとポール・ハリス・フェロー達成結果があります。青田会員の結果、2度のポール・ハリス・フェローを達成している形になります。これがポール・ハリス・フェロー+1という意味で2度達成した意味でございます。1回話してご理解がいただくのは難しいところがあります。表を見ていただいて、皆さんの名前で追っていただいて、それぞれ2020年の時に会費のみでいった場合はこうなるという意味の表です。ご一読していただければと思います。また、全員がポール・ハリス・フェローを達成する上で注意する部分としましては、当然入会年数や退会の人があった場合どうするかなど、それぞれ考えていかなきゃならない前提となっております。その辺につきましては柔軟に対応していくことや定期的にご報告させていただくことによって、皆さんに定期的に意識していただいてご理解いただくことが大事かと思っております。ちなみに現在のドル/円の相場を考えますと、アメリカでは今後、FRBの事務局長が新しく選出される方はパウエル氏が予定されていると報道されていました。こちらの方は利上げを方向に動いている方なのでドル高に進んでいくであろうと思われます。私は以上です。まずはいっぺんに話しても、私もこのために勉強させていただきましたが、理解出来ることではないですし、皆さんのご浄財があって成立することでございますので先ほど申し上げたとおりこれからも定期的にご報告させていただきたいと思います。どうぞ、邵会長の思いにご協力していただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
閉会・点鐘
その他の報告
ニコニコ献金
お名前(敬称略)内     容
松下 和正(東京本郷RC)5月に小船井様にフォーラムをお願いしております。宜しくお願いします。
今年度累計 164,000円