釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3536
2018-2019年度
28回 例会報告
2019年02月14日
例 会 内 容
釧路ロータリーカップアイスホッケー大会報告会/PETS・地区協議会開催に向けて
お客様紹介
脇 弘幸 会長
 本日ご来訪いただきましたお客さまをご紹介させていただきます。いつも大変お世話になっております、第5回東北海道高校アイスホッケー大会兼第27回釧路ロータリーカップ実行委員長で、釧路工業高等学校教諭・田村郁夫様でございます。
同じく釧路工業高等学校教諭で、大会実行委員の土居功弥様でございます。
後ほど、昨年の11月29日、12月1〜2日に行われましたアイスホッケー大会のご報告をお願いしたいと存じますのでよろしくお願いいたします。本日は、お越し頂きありがとうございます。
会長の時間
会長挨拶 脇  弘幸 会長
 先週は、どうしても変更できない出張があり今年度はじめて例会を欠席してしまいました。今週は、しっかり出席できましたので頑張っていきたいと思います。
 本日の会長挨拶では、いつも赤い襷をかけて受付の所に居ていただき、例会開始の合図を出していただいている『SAA』についてお話をさせていただきます。
 今年度、当クラブのSAAは田中パスト会長に務めていただいています。ロータリー歴の長い方はご存じかと思いますが、SAAは「サージェント・アット・アームズ(Sergeant at Arms)」。その略語となります。サージェント・アット・アームズを直訳すると「武装する軍曹」となるかと思います。日本のロータリーでは、これを「会場監督」と訳しています。
 このSAAの始まりはというと中世の英国に遡ります。十字軍遠征の時代に、勇敢で寛大な中世騎士の典型と言われたリチャードT世がイングランドの王に就いたのが1189年、今から830年も前のことになります。そのリチャードT世の身辺警護にあたったのがSAAということになります。その後、王室の警護や議会の秩序を維持する役割に変わっていったようでございます。
 ロータリークラブにSAAという役職が定められたのが、1906年にシカゴロータリークラブでポール・ハリス、マックス・ウォルフ、チャールス・ニュートンが、SAAに就任したのが最初だという話があります。それともう一つ、1910年にシカゴで第1回ロータリー大会が開催された時に、SAAにセントルイスロータリークラブのウェルナー・ヘンケが任命されて会場を仕切ったのが最初だという二つの話があるようです。どちらが正しいのか、私にはよく分かりませんが、いずれにしてもロータリーの創設当初の頃から続いている由緒ある役職ということになります。
 SAAは例会場の品位と風紀を守り、秩序を維持するために例会場においては大きな権限を持つ「例会場の管理者」ということになろうかと思います。SAAはクラブのことをいろいろ知っている、熟知した経験のあるメンバーが選任されるのが良いわけです。
 当クラブでは、会長の任期が終わりますとロータリー情報委員会を経て、SAAに選任されるので、この流れはとても良い流れだと思います。
 SAAは、先ほど言いましたように例会場の管理者ですから、例会の時間配分についても監督する権限を持っているわけです。例えば、会長挨拶が長くなり例会時間に影響を及ぼすような場合は、会長に発言の停止を指示できるのは、唯一SAAだけと言うことになろうかと思います。
 私も会長挨拶で長くなってしまうことがあります。今日もSAAについていろいろ調べたので、本当はもう少し話を続けたいところではございますが、田中SAAに発言中止命令を受けたくはないので、本日はこのくらいで会長挨拶を締めさせていただきます。
 本日の例会、どうぞよろしくお願いいたします。
本日のプログラム
釧路ロータリーカップアイスホッケー大会報告会/PETS・地区協議会開催に向けて
青少年奉仕委員会 委員長 佐藤 貴之 会員
 皆さま、こんにちは。本日、メガネデビューをさせていただきました佐藤でございます。決して「だてメガネ」ではありませんので、PETS、地区大会には眼鏡姿で参加したいと思いますので、ご承知おきいただければと思っております。
それでは本日は昨年開催されました第5回東北海道高校アイスホッケー大会兼第27回釧路ロータリーカップアイスホッケー大会の報告をさせていただきます。
まず、実行委員長の田村先生から大会報告。それから実行委員の土居先生に作成していただいたDVDをご覧いただきたいと思います。それでは田村先生、土居先生、よろしくお願いいたします。
第5回東北海道高校アイスホッケー大会兼第27回釧路ロータリーカップ実行委員長
釧路工業高等学校教諭 田村 育夫 様
 皆さま、こんにちは。ただいまご紹介いただきました第5回東北海道高校アイスホッケー大会兼第27回釧路ロータリーカップの実行委員長を務めさせていただきました釧路工業の田村育夫です。こちらは、本校アイスホッケー部顧問でもあり、今大会の実行委員を務めました土居功弥教諭です。どうぞよろしくお願いいたします。
 この報告会に私自身参加させて頂くのは4回目となります。本日は釧路ロータリークラブ例会の中で貴重なお時間をいただき、大会報告の場を設けていただき感謝申し上げます。
 早速ではありますが、一昨年と同様に大会の様子をわずかな時間ですが映像としてまとめさせていただきました。相変わらず私はパソコンが苦手で、編集は土居先生です。
 まず、そちらの映像をご覧ください。


(DVD鑑賞)


 私から大会のお礼と報告を述べさせていただきます。ご覧のとおり優勝は白樺学園高校、準優勝は苫小牧東高校、第3位は武修館高校という結果となりました。
 今大会は選手・スタッフ総勢約250名の参加となりまして、昨年度事情があり出場が叶わなかった白樺学園高校はじめ道内4校、道外1校、そして釧路の4チームが出場し、今までと同じ規模を継続することができ、レベルの高い試合が多く展開されました。
 また、昨年度はチーム事情により試合自体を行うことができなかった釧路連合チームも、チーム関係者、生徒、その保護者の協力もありまして、アイスホッケー未経験者も含めてチームを編成し、1回戦で釧路工業と1ピリオドまで実施することができました。
 今大会における釧路各チームの結果はいまひとつ振るいませんでしたが、アイスホッケーに携わる釧路の高校生全員が参加できたことはロータリーカップ発足当時の目的のひとつを果たすことができ、普段は試合に出場できない選手が貴重な経験を積むことができた大変意義のある大会となったと感じております。
 大会の開催に至るまでには、本大会の副大会長であります脇会長はじめ、釧路ロータリークラブ会員皆さま方からの多大なるご理解とご支援、広告協賛へのご賛同を賜り、計画段階から大会終了まで無事滞りなく進めることができました。また、大会当日は寒い中、開会式・閉会式にご臨席を賜り、試合も観戦いただき本当にありがとうございます。この場を借りて厚くお礼申し上げます。
 話は少し変わりますが、ロータリーカップ終了後の12月に全道大会、1月に青森県八戸市でインターハイという主要大会が行われました。今現在は新人戦の時期となり、今週末の大会をもって今シーズンもすべて終了となります。今年度の釧路勢は、工業高校・江南高校・武修館高校の3校がいずれも全道大会を突破し、インターハイに出場しましたが、全道大会では江南高校と武修館高校が3位。インターハイでは武修館高校が3位という結果になり、タイトルを釧路に持ち帰って来ることはできませんでした。
 さらには、12月突然発表された日本製紙クレインズ廃部報道により、釧路・日本のアイスホッケー界に激震が走りました。高校時代にこのロータリーカップに参加した選手もクレインズ選手として多く活躍しております。また、現役選手引退後も指導者として釧路に残り、アイスホッケー界に多大な貢献をしてきたクレインズの廃部は本当にショックな出来事でした。本校も、日頃からクレインズの施設を利用し、ウェイトトレーニングを積んでいますし、コーチ陣もクレインズOBが歴代務めてくれています。直接的な影響のみならず、地元にあるトップリーグを目指し、小さい頃よりアイスホッケーに慣れ親しみ、憧れと夢を持ち続け頑張っている青少年の夢がひとつ消えるという事実は計り知れないものだと思います。しかし、こんな苦しい状況だからこそ、われわれ高校アイスホッケー界においては釧路の意地とプライドを持ち続け、今後も頑張っていかなければならないと改めて思い直すことになりました。
 アイスホッケーで活動している選手がいる限り、地域・関係者・学校・保護者など多くの方々からご理解とご協力をいただきながら、多くの選手が実践的な経験を積み、技術力や精神力を向上させ、チーム力の底上げを図ること。また、さまざまな人たちに支えられ環境が整いアイスホッケーができるという感謝の気持ちを醸成するといった健全育成の面から考えても、本大会が果たしている役割は大変大きいものであると考えております。
 最後になりますが、釧路ロータリークラブ、そして会員の皆さま方から温かい眼差しを向けていただけるよう、今後もこの大会の進化・発展へ向け実行委員会が中心となって頑張っていく所存です。次年度以降の開催につきましても強くお願い申し上げ、今大会の報告とお礼とさせていただきます。
 本日はこのような場を設けていただきまして、誠にありがとうございました。
青少年奉仕委員会 委員長 佐藤 貴之 会員
田村先生、土居先生ありがとうございました。以上で第5回東北海道高校アイスホッケー大会兼第27回釧路ロータリーカップアイスホッケー大会報告会を終了いたします。
PETS・地区協議会実行委員会 副委員長 吉田秀俊会員
 皆さん、こんにちは。本来ですと実行委員長の石田さんがご挨拶するところではありますが、今日、急な出張が入ったことで副委員長の私から一言ご挨拶させていただきます。
 皆さん、ご承知のようにPETS・地区研修協議会が4月26〜27日の2日間に亘り当地・釧路で開催されます。実行委員会として今まで委員会を重ねてまいりましたし、今回のPETS・地区研修協議会に関しましては、邵幹事、後藤副幹事の二人が中心となり内容を検討重ねてまいりました。その結果、プログラムの内容やスケジュールは概ね確定しております。私の後に邵幹事から詳細につきまして説明がありますが、PETS・地区研修協議会はRI会長のテーマ、地区ガバナーの活動基本方針を2500地区内の会員に周知し、理解いただく非常に重要な会議でございます。次年度の吉田ガバナー年度がスムーズにスタートを切れるかどうかは、この会合の成否にかかっているといっても過言ではないと思っております。ぜひ、成功へ導きたいと思います。
 早いもので開催当日まで2か月半を切りましたので、これからも実行委員会としては鋭意実行委員会を重ねてまいりますが、参加された会員皆さんに満足されて帰っていただくためには、釧路クラブメンバーのひとりひとりの努力が不可欠でございますので、この場を借りまして、皆さんの絶大なるご協力を願い申し上げまして、私からのご挨拶とさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございます。
邵 龍珍 実行幹事
 脇会長のほどよい会長挨拶のおかげで17分もいただきました。ゆっくりとフルバージョンでやらせていただきたいと思います。
 先日、「入会間もない皆さまのために『PETSとはなんぞや』と『地区協議会は何なのか』ということをしっかりと説明していただき、吉田ガバナーエレクトの思い、そしてPETS・地区研修協議会の取り組みをお話していただきたい」と、脇会長から指示をいただいて、私なりに十分に準備をしてきましたので、時間超過でSAAから中止命令が来ないように頑張ってお話させていただきたいと思います。
 PETSの話をする前に、われわれは、国際ロータリー・第2500地区・第7分区・釧路ロータリークラブ・ロータリアンだと思います。よく「2500地区」という話を聞きます。
 では、ロータリーでは「地区とはどういう定義をしているのか」と調べてみました。地区とは皆さんご想像のとおりだと思います。「国際ロータリーが管理するため、便宜上ある地域のロータリークラブをグループ化した」のが地区だそうです。「では、その目的は何なのか」、それぞれ皆さん考えがあると思います。ロータリーでは「地区の目的は、その地区内のロータリークラブの支援をして、そのロータリークラブが取り組んでいる事業等々を高める、これが唯一の目的である」と書いています。やっていることをバックアップして、その活動を高めるのが地区の唯一の目的と考えた時に、生意気ながらわれわれは「地区は今どうなのかな」とクエスチョンになって、「地区とクラブの距離がすごく離れているのではないのかな」と思ったところでございます。
 吉田ガバナーエレクトは「地区とクラブの距離をもっと縮めないといけない」という考えのもとでPETS・地区研修協議会に取り組んで行くことをまずお話申し上げたいと思っております。
 このPETS(Presidents-Elect Training Seminar)、プレジデント・エレクト・トレーニング・セミナー。これをペッツと言います。先月、ガバナーエレクトが言われたのはGETS(ゲッツ)ですね。ガバナー・エレクト・トレーニング・セミナー。サンディエゴでやったのは「GETS」です。われわれは「ペッツ」ですので、間違えないようにしていただきたいと思うのです。
 このPETSの指導者は誰なのかといいますと、総責任者はガバナーエレクトです。ですから、失敗するとエレクトが恥をかくということです。このガバナーエレクトの指導と監督の下で、地区の研修リーダー、われわれの地区では吉田年度から研修委員会を設けており、小船井パストガバナーが委員長となって、足立パストガバナーを含め6名のパストガバナーが委員となって活動していただきます。その皆さま方がガバナーエレクトの指示と監督の下で、すべてのセミナーを計画して実践する責務を果たすのが委員会です。石田実行委員長はじめ、PETS・地区研修協議会実行委員会は、ガバナーエレクトの命を受けて、地区研修委員皆さまのご指導の下、この度PETSそして地区研修協議会が上手いこと成功裏に動くように活動しているのでございます。
 この「PETSの目的は」といいますと、次年度会長が、自分が次年度会長になるための準備を整える目的がございます。もうひとつは、ガバナーエレクトと次期ガバナー補佐が次年度会長との交流を深める・協力関係を築き上げるという目的があるそうです。
 そして、PETSには先ほど、樋口さんが言っていましたが、そういう指導者チームがあって来週に吉田年度の研修が行われるということでございます。
 ロータリー章典ではPETSの開催時期と時間をきちんと記しています。ここはポイントなので覚えていただきたいのです。「PETSの開催時期は2月から3月に行い、時間は丸1日半のセミナーを行いなさい」と、ロータリー章典では定めております。
 これでPETSを終わりますが、もうひとつ、地区研修協議会。まったく別に考えてください。僕は恥ずかしながら最近まで、PETSと地区研修協議会はひとつのものと思っていましたが、まったく別の会議です。
 では、「地区研修協議会は何なのか」といいますと、参加対象者は次年度会長、そして次年度の各クラブで責務を果たした形で会長エレクトが指名した方、いわゆる次年度理事、そして委員会委員長の皆さま方と思います。そういう人たちが出席義務になっています。これも責任者はガバナーエレクトです。そして、地区研修委員会の皆さまがその計画をして実行をする。それをわれわれが命を受けて活動しているのでございます。
 地区研修委員会の目的は、会長エレクトが次年度の自分のクラブの指導者チームを作り上げるきっかけづくり。指導者チームというのは、理事・役員・各委員長の皆さまです。そういうチームづくりをするのが目的。もうひとつは、ガバナーエレクト、次期ガバナーエレクト補佐、次期地区委員長の皆さま方と各クラブチーム・指導者チームとの交流。信頼関係を深める場で、各クラブの有能なロータリーアンを育成する意味もあります。
 そして、地区補助金・グローバル補助金を使った事業のプロジェクトへ参加するきっかけづくりを作る。また、プロジェクトへ参加するための財源であるロータリー財団に対しての寄附を募るきっかけづくりという目的があるそうです。
 この地区研修協議会の開催時期と時間もしっかりとロータリー章典では明記されております。「4月から5月に開催しなさい。時間は丸一日の研修をしなさい」と言われています。
 ポイントは二つでございます。ひとつ目のポイント、時期が「PETSは2月・3月、丸一日半の研修をしなさい」。二つ目のポイント、「地区研修協議会は4月・5月に開催されて、丸一日の研修をしなさい」となっております。ロータリージャパン、34地区あるうち33地区はこの章典どおりになっています。
 しかし、われわれの地区はどうかといいますと、皆さんご存じのように4月中旬・下旬に毎年、2日連続で開催しております。初日にPETS。昼間からエレクト研修があって、その後に会員増強拡大セミナーを行って、その後の夕方に地区役員と次年度会長幹事懇親会を行ってPETSは終了です。二日目、朝9時から招集されて地区研修協議会の本会議、そして昼食を取って分科会を行って、分科会の終了後三々五々皆さん自由に帰宅されるというPETS・地区研修協議会になっていると思います。
 いつからこうなったか定かではありませんが、2500地区の広大な地域事情、そして2月・3月の大雪や凍結で足元が悪いという交通事情等をわれわれの先人たちが考えて、今のような2500地区独特なPETS・地区研修協議会になっていることを皆さんも少し覚えていただければと思います。
 われわれが行っているPETS・地区研修協議会が異例であると皆さんに申し上げながら、吉田ガバナーエレクト年度で、少しでも他地区と、またロータリー章典で定められているPETS・地区研修協議会に近づけるために、5つの変化、チャレンジを今回のPETS・地区研修協議会で行おうと思っています。
 それは、今からPETSと地区研修協議会のこの2日連続を離すことはもうできません。
 まず一つめのチャレンジは、3月中に次期ガバナー補佐を招集し、次年度会長・幹事懇談会を各分区ごとにやってもらいます。そこで何をするかというと、RI会長テーマをお知らせして、各クラブの現状はどうなのかを把握し、地区への不満・地区への意見などを地区研修委員の皆さまが足を運んで、全てを吸い上げること。それに対して、地区としてお答えできるものは誠意をもって返答をしていくというチャレンジを行います。
 そして、会長エレクトの皆さまには1か月間、しっかりと自分の会長テーマをRI会長テーマに沿って考える猶予を与えるという形になるかと思います。
 二つ目は地区懇談会。懇親会がありますが、幹事と会長経験者の皆さまはご存じのように、開始して30分くらいして釧路ナイトとか自分たちのクラブの方に行くので会長・幹事の皆さんは席を立って居なくなるのです。最後には地区役員しか残らない。そういう懇親会では目的を果たせないのではないかということで、ガバナー補佐の皆さまに各会長を紹介していただいて、その時間は各会長エレクトと地区の役員、ガバナーエレクトとの信頼関係を構築できる時間にしたいと思っています。
 3つ目。ここが一番大きな変化をするところです。今まで地区研修協議会で行っておりました分科会を今年度1年間は休止して、地区全体研修という形で「2500地区の未来を語ろう」というお題で、シンポジウム形式で開催しようと思っております。
 実行委員会より各クラブにアンケートを配付し、「いまクラブ内で行っている事業は何なのか」「新事業考えているのか」「財団に対しての取り組みはどうなっているのか」という様々なことを吸い上げて、その中から素晴らしい事業、またチャレンジしていこうというクラブに関してピックアップして、ガバナーエレクト、そしてパストガバナーの皆さんと共にディスカッション方式で開催しようと思っています。
 それはなぜなのかといいますと、冒頭に言いました「地区の目的は何なのか」といいますと、各クラブの活動・取り組みをさらに高めるという意味があります。高めるのにはクラブのことを分からないといけないのですが、地区の現状は、地区とクラブの距離が離れすぎていてそこまで行っていない。また、われわれもそうですが隣のクラブがどんな素晴らしい事業をしているのか、隣の分区は何をやっているのか全く分かっていない状況だと思いますので、そういったことを地区全体で、ロータリアン全体で共有しようではないか、素晴らしい事業を共有しようではないか、という目的の中で今回はシンポジウムを開催したいと思っております。
 これに関して、いろいろな意見がありました。「分科会をやらなければ人が集まらないのではないか」という不安もあります。でも、地区研修委員、パストガバナーの皆さまのご意見もいただきながら「1回やってみよう。やってみて駄目だったら来年もとに戻せばいいじゃないか」という意見をいただき、このようにさせていただきました。
 こういった変化、チャレンジをできるのは、当地区内で歴史と伝統のある釧路ロータリークラブの年度しかないと思うのです。そういったなかで、ガバナーエレクトの思いを込めて、今回こういう新しいことをチャレンジして行こうとなっております。
 もうひとつは基調講演です。昨年、細川年度ではキリンビールの方が来て行いました。われわれはセイコーマートの丸谷社長をご招待して基調講演をしたいと思っております。それは、皆さんご存じのようにブラックアウトの時にセイコーマートは電気が使えなくても、ガスを使って揚げ物をしたり、ご飯を炊いて周辺の皆さまの食をお手伝いした。そういった普段から震災に対して取り組んでいる会社に対して職業奉仕という目線でこの度、基調講演をいただくことになります。
 最後のチャレンジは閉会式を開催したいなと思っております。今まで、分科会が終わって三々五々散らばっていましたので閉会式がなかったのです。でも、日本の文化は「礼に始まり礼で終わる」という文化でございます。「開会式があって閉会式がないのはおかしい」ということで、閉会式でしっかりと研修委員長と研修委員の皆さまに総評をいただいて、最後はガバナーエレクトの点鐘で終えるという形、この5つのチャレンジをこの度行いたいと思っております。
 なにぶん、いろいろご意見あると思いますが二転三転しながら、このプログラムを組んできました。釧路ロータリークラブの皆さまが、こういったことをご理解いただいて、気持ちをひとつにして前に進んで行かないといけないと思います。皆さま方の多大なるご意見・ご鞭撻を賜りながらご協力の下、しっかりとPETS・地区研修協議会を開催したいと思っておりますのでよろしくお願い申し上げます。
 少し時間が余ってしまいましたが終了とさせていただきます。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


閉会・点鐘
その他の報告
ニコニコ献金
お名前(敬称略)内     容
今年度累計 848,000円