釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3521
2018-2019年度
13回 例会報告
2018年10月11日
例 会 内 容
全道中学親善硬式野球大会/RYLAセミナー報告会
お客さまのご紹介
脇 弘幸 会長
 それでは、本日のお客様をご紹介させていただきます。まずは、釧路リトルシニア球団監督、橘 幸司様でございます。後ほど、8月に開催されました『全道中学親善硬式野球大会』のご報告をお願い致します。 そして、今年度の『RYLAセミナー』にご参加いただいたお二人です。お一人目が、「北海道電力株式会社の松井宥典さん」です。もうお一方、「みずほ銀行の高橋さん」ですが、まだお見えになられていませんので、お見えになりましたら改めてご紹介をさせていただきます。 後ほど、RYLAセミナーのお話しをしていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。
会長の時間
会長挨拶 脇 弘幸 会長
 会長挨拶の前に、先ほど「みずほ銀行の高橋さん」がお見えになりましたので、改めてご紹介をさせていただきます。今回、RYLAセミナーにご参加をいただきました「株式会社みずほ銀行の高橋 幸暉さん」です。どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、会長挨拶をさせていただきます。先週、ちょうど1週間前の4日に釧路北ロータリークラブの創立60周年記念事業として、郷ひろみさんの特別講演がございました。その特別講演に出席をさせていただきました。まず開会をして郷ひろみさんが入場したところ、来場された女性の方々から「キャー」という大歓声が上がり、一気に会場が盛り上がりました。郷ひろみさんの講演は、芸能界に入ったきっかけなどからお話しがありましたが、そのお話をしていますとかなり時間がかかってしまいますので割愛をさせていただきます。
最後に「質疑応答」という時間もございまして、そこでも女性の方々からいくつもの質問がありました。中には「最近、何の本を読みましたか」というようなあまり関係のない質問もありましたが、最後は釧路ロータリークラブ邵直前会長が、女性の方々を押しのけてしっかりとした質問をされまして、講演会が終了しました。
退場する際も、郷ひろみさんは女性たちからの握手攻めに遭いまして、大騒ぎで会場をあとにしました。詳しくは、邵直前会長からいろいろとお話しを聞いていただければと思います。
 そして、本日の例会は『全道中学親善硬式野球大会』と、先月行われました『RYLAセミナー報告会』となっています。野球大会については、以前の例会でこれまでの開催の経緯、また今年度の結果についてお話しをさせていただいておりますので、本日はRYLAセミナーについて少しお話しをしてみたいと思います。
 今年度のRYLAセミナーは、9月1日・2日の日程で、士別グランドホテルにて『北国の地方創生』というテーマで開催されました。当クラブからは、先ほどご紹介をさせていただきました「北海道電力の松井さん」と「みずほ銀行の高橋さん」の2名にご参加をいただいたところです。士別の往復は、浅川幹事と中島大委員長が引率してくれましたので、安心してお任せすることができました。
 まず、「RYLA」とは日本語で言いますと「ロータリー青少年指導者養成プログラム」ということで、若者を対象にスキルと人格を養いながら奉仕や高い道徳的基準、平和といったロータリーの価値観を学ぶ機会を提供することを目的としています。
英語で言いますと、「Rotary(ロータリー)Youth(ユース)Leadership(リーダーシップ)Award(アワード)」ということで、Rotaryの「R」、Youthの「Y」、Leadershipの「L」、Awardの「A」をとって「RYLA(ライラ)」としています。「RYLA」は、ロータリーの青少年プログラムのひとつで、ほかに釧路北ロータリークラブが提唱しております「ローターアクト」、また当クラブが提唱をしている武修館高校の「インターアクト」、また「ロータリー青少年交換」などのRIプログラムがあります。
 RYLAの始まりはというと1959年にさかのぼります。今から59年前のことになります。オーストラリア、クイーンズランド州の「自治権獲得百周年記念祝賀会」にイングランドのエリザベス女王が、アレクサンドラ王女を名代として派遣されました。その派遣された王女は当時22歳ということで、若い王女を迎えるにあたって「オーストラリアの同世代の青年たちを招いて王女と会う機会を作ろうじゃないか」という計画が持ちあがります。
そして、青年リーダー達との交流会が実現されるわけですが、この交流会を企画したのがオーストラリアのブリスベンロータリークラブでした。
 その時に集まった青年たちの素晴らしさに感心したロータリアンが「この後も交流会を開催して行こう」ということで、こうした集まりを毎年行うことを決めます。
そして、各クラブから2名の青少年をブリスベンに招待をして、1週間、文化・社会・教育などのプログラムに参加をさせることにしました。
ということで、「RYLA」はオーストラリアで生まれて、その成果がRIに認められ1971年に公式プログラムとして「RYLA」が採用されて、世界にそのプログラムが広がっていきました。
 では、日本ではどうだったかというと。日本では、1976年からRYLAのプログラムが始められたそうです。ここ第2500地区では、1980年に旭川で第1回目が開催をされて、今年度で38回目の『RYLAセミナー』となりますが、途中2010-2011年度に「RYLAについて見直す」ということで開催されなかった年度があります。その時、釧路ロータリークラブではRYLAセミナーが開催されないこと受けて、「他に青少年に対しての奉仕活動、事業はできないだろうか」ということでいろいろ検討をしてスタートをしたのが、今年度9回目になる『全道中学親善硬式野球大会』ということになります。
「RYLA」は、基本的に14歳〜30歳までの方を対象にしていますが、2500地区では18歳〜30歳を対象にして開催をされています。
当クラブでは、野球やアイスホッケー、また算数・数学検定事業などの青少年奉仕事業を手掛けているところです。次世代を担う青少年への支援と育成は、大切なロータリー活動のひとつと思っています。
これからも青少年に対しての支援というものをしっかりと理解をして取り組んでいかなければならないと考えておりますので、どうぞよろしくお願いいたします。  以上で、会長挨拶とさせていただきます。本日は、どうぞよろしくお願いいたします。
北海道電力株式会社 釧路支店 支店長 馬場 雅嗣 会員
 北海道電力の馬場でございます。貴重なお時間を頂戴しどうもありがとうございます。
この度の地震において発生しました停電では、皆様方に多大なるご迷惑ご不便をおかけしまして誠に申し訳ございませんでした。
 また、皆様方に電気をお届けした後には、職場またご家庭で節電にご協力をいただきまして本当にありがとうございました。幾多の苦難と言いますか、危険な場面もありましたが、皆様方の節電のおかげで何とか乗り切ることができました。本当にありがとうございます。
報道等でもご承知かと思いますけれども昨日、苫東厚真発電所の2号機が復帰しましたことで、一定程度の供給力の目途が立ったという状況でございます。とは言いましても、北海道の場合にはこの先、冬場に向かって電力需要のピークを迎えることになります。私どもとしては、同じようなことが起きないように引続き精一杯取り組んで参る所存でございますので、皆様方におかれましては、引続き私どもへのご支援、ご指導等をいただければ大変ありがたいと思っております。
そのようなことで、本日は貴重なお時間を頂戴しまして、お詫びとお礼をさせていただきたいと思います。どうもありがとうございました。
本日のプログラム
全道中学親善硬式野球大会/RYLAセミナー報告会
青少年奉仕委員会 委員長 佐藤 貴之 会員
 青少年委員会の佐藤でございます。本日は、最初に8月18日・19日に開催された『全道中学親善硬式野球大会のご報告』を釧路リトルシニア球団監督の橘様からご報告いただいた後に10分ほどDVDをご覧いただきたいと思います。
 続きまして、9月1日・2日、士別で開催された『RYLAセミナー』に参加されました北海道電力の松井宥典様とみずほ銀行の高橋 幸暉様から体験報告をお願いしたいと思います。
 それでは、まず、中学親善硬式野球大会報告を釧路リトルシニア球団監督・橘幸司様からご報告をお願いいたします。橘監督、よろしくお願いいたします。
『全道中学親善硬式野球大会報告』

釧路リトルシニア球団監督 橘 幸司 様
 皆さん、こんにちは。只今ご紹介いただきました釧路リトルシニア監督の橘と申します。よろしくお願いいたします。今年も釧路ロータリークラブの皆様をはじめ、釧路軟式野球連盟様、ほか関係皆様のご協力の下、天候の心配もなく全道中学親善硬式野球大会が開催できたことに感謝申し上げます。ありがとうございました。
 今大会は、亜細亜大学野球部の合宿のため釧路市民球場・サブ球場は両日とも使用できない状況ではありましたが、公立大学グランド・厚岸宮園球場・武修館高校グランドにて試合を無事に行うことができました。結果は、優勝・北見リトルシニア、 準優勝・日高リトルシニア、3位・札幌新琴似シニア・釧路シニア、という結果でした。
この大会で優勝しました北見チームは、後のリトルシニア主催の『ゼット杯全道大会』でもそのまま優勝を収められました。
 わがチームの今年の3年生はわずか3名と少ない年で、連盟の大会の勝利ということはなかなか難しかったのですが、やはり地元が有利なのかこの大会では、日本選手権の北海道大会で準優勝をして神宮大会に出場をした札幌真駒内チームに「7対3」で勝利することができまして、3年生は最後に良い思い出が作れたと感じております。
 この大会は、釧路で普段目にすることができない中学硬式野球を皆さんに知っていただく素晴らしい機会となっております。もっと釧路の地域にも中学生の硬式野球というものが根付いていくことに今後期待をしたいと思います。
 この度、秋季高校野球大会で釧路湖陵高校がベスト4に進出し、21世紀枠候補に上がるのではないかと言われております。現在、ウチのチームの卒団生は在籍していませんが、是非選抜甲子園に出場してほしいと感じております。その大会で優勝し、選抜確実と言われております札幌大谷高校は野球の中高一貫教育をやっておりまして、大谷中学野球部は、リトルシニア連盟に所属して強豪チームとなっております。そのチームに負けないように今後も頑張って行きたいと思います。
 現在、団員数は、2年生10名・1年生11名で活動しております。少しずつではありますが、団員数は安定してきつつありますが、現在も専用の練習場が諸事情により使えない状況で、管内の球場を転々としながら練習をさせていただいております。
今後は、そのあたりも課題とはなりますが、わがチームも釧路の野球の底上げができるように今後も日々精進して行きたいと思います。今後も釧路リトルシニアの応援をしていただければ幸いです。
 最後になりますが、ロータリークラブの皆様のご理解ご支援をいただき、わがチームだけではなく参加チーム全員が楽しみにしている本大会を次年度以降も開催していただけますようお願い申し上げます。本日は誠にありがとうございました。
『RYLAセミナー報告』

北海道電力株式会社釧路支店 企画総務グループ 松井 宥典 様
 皆さん、こんにちは。只今ご紹介いただきました北海道電力釧路支店企画総務グループの松井 宥典と申します。本日はよろしくお願いいたします。
はじめに、第38回RYLAセミナーに参加させていただきましてありがとうございます。またセミナー実施期間、浅川社長、中島社長には道中の運転など大変お世話になりました。この場を借りて感謝申し上げます。
 報告を始めるにあたりこのセミナーの概要について説明をさせていただきます。セミナーでは主に3点のプログラムに取り組みました。1点目は士別市の産業見学。2点目は河西教授による「地方創生」をテーマにした基調講演。最後に「地方創生」という課題に対するグループ討議です。以上3点のプログラムに取り組むことで北国の地方創生について考えようというのがセミナーの目的でありました。
 皆さんご存じのように、士別市はサフォーク・ランドとして有名です。市内では、産地のラムを味わうことができ、サフォーク種の羊とふれあうことが可能です。実際に本セミナーでは、羊のテーマファームで「シープドッグショー」や「めん羊工芸」を見学させていただきました。国内でも数少ないサフォーク種の産地という士別特有の観光資源について理解を深めることができました。
また、牧野士別市長は挨拶の中で、面白いことを紹介してくださいました。「士別市はサフォークほどではありませんが、自動車の試験場としても有名である」という話です。冬は厳しく豪雪地帯という地域の特徴を活かし、冬タイヤの運転試験が実施されております。そのため自動車関連の仕事に従事する方も多く、自動車関連産業が街の産業として成り立っている、とのことでした。
基調講演で、河西教授は「ピンチに地方創生の勝機あり」とおっしゃっておりました。士別市の自動車試験場の例は真に豪雪のピンチを活かした適例であります。地方創生を実行するためには、先ほどの例のように視座の変換が必要です。その街の弱みを強みとして見ることができるか、そこが重要となります。
この視座の変換は、「その街に長らく住んでいる人では分からないことが多く、外側からその街を見ると分かることが多い」と河西教授はおっしゃっておりました。私自身、釧路へ来て1年目ということもあり、釧路の街を外部の視座から見て少しでも釧路地域の地方創生に携われればと考えております。
セミナーの集大成として、学習したことを活かし初めて会うセミナーメンバーとグループ討議を実施いたしました。限られた時間ではありましたが、メンバーで北国の地方創生を考えることができたことは貴重な体験であり、業種も出身地も違うメンバーと多様な意見を交換できたことは私の財産となりました。
 最後になりますが、今回出合ったロータリーの皆様や、グループのメンバー、また共にセミナーに参加した高橋 幸暉さんとの出会いを大切に何かの繋がりで地方創生について一緒に議論を交わせればと思っております。ご静聴ありがとうございました。
株式会社みずほ銀行 釧路支店 高橋 幸暉 様
 皆さん、こんにちは。只今ご紹介いただきましたみずほ銀行の高橋 幸暉と申します。
はじめにRYLAセミナーに参加させていただきましてありがとうございました。さらに当日は、中島社長、浅川社長には大変お世話になりました。ありがとうございました。
 当日のセミナーの概要については、先ほど松井宥典様がおっしゃられたので省略させていただきまして、この場をお借りして私がそのセミナーを通して感じたことをご報告させていただきたいと思います。
 まず、はじめに同世代の方々となかなか会う機会や、他業種の方々にお会いして真剣にお話しをする機会というものが社会人になってなかなかない中で、こういった経験をさせていただきまして、私としてはとても良い経験となりました。
 私のグループでは、ラジオのパーソナリティーや介護士という普段なかなか出会わない人とお話しをさせていただいて、今まで考えもしなかった考え方や、北海道の見え方などをお話しする中で、再確認といいますか気付くことができました。
私は、生まれも育ちも北海道で、25年間北海道で育ってきましたけれども、今回を通して北見や根室など地方の良さというものを改めて感じることができました。ですので、私は職業柄、北海道で仕事をずっと続けることはなかなか難しいのですけれども、全国へ行ったときに、私の力は微力ではありますけれども北海道の良さを伝えて、北海道をどんどん良くできればと思っております。
今後も私どもの、若者たちの貴重な経験の場を今後も作っていただきたいと思っておりますので何卒よろしくお願いいたします。ありがとうございました。


閉会・点鐘
その他の報告
ニコニコ献金
お名前(敬称略)内     容
今年度累計 312,000円