通 算 3498回 |
2017-2018年度 第38回 例会報告 2018年04月12日 |
例 会 内 容 『「ラジオの楽しみ方」 〜FMくしろのパーソナリティーを迎えて〜』 |
会長の時間
会長挨拶 邵 龍珍 会長

さて、今月4月というのはロータリーで定める『母子と健康月間』ということになっております。いつものようにマイロータリー先生に学びましたのでお話しさせていただきます。
世界で毎年毎年、人類の宝であります子供たち、5歳未満の子供たちが、590万人が命を落としていることなのです。その主な原因が栄養失調です。そして、医療や衛生設備等の欠如によって命を落とすと。ロータリーはそういうことを見逃せないというか、そういうことがあってはいけないというのがロータリーの考えだと思います。そういった中で、全ての母子が質の良い医療を受けて健康でいられるように、また妊婦さんが出産をするときに亡くなることがないように、また子供たちがすくすく育ちますようにということで、国際ロータリーは支援活動を行っているということでございます。
何を行っているかといいますと予防接種です。そして出産キット。また移動クリニックという形で、ありとあらゆる形で世界の隅々までロータリアンが支援活動を行っているということでございます。
また、持続可能なプロジェクトといたしまして、健全な教育と研修を受けた医師、そして看護師・助産師、また医療従事者よるケアを全ての女性が受けられるような支援活動を行っていると。また妊婦さんが、安全に出産ができるように清潔な出産キットを提供する。配布する。また、安全な出産方法の研修・教育を保険医療従事者や助産師さんたちに行うことによって、妊婦さんたちが安全な環境の中で出産ができるようにロータリアンが支援活動を行っているということでございます。
また、せっかく生まれてきた赤ちゃんが1歳を無事に迎えられるように、母親の母乳で授乳をするという指導をまず行います。そのような研修もしながら、また予防接種や検診を行う。実行していくということ。
そして、ある国では、虫刺されで赤ちゃんが亡くなるということでございますので、そういった防虫加工を施した蚊帳を配布して、提供して小さな赤ちゃんの命を守っているという支援活動を行っているそうでございます。
国際ロータリーは、その地域社会が自力で母子と健康を推進できるように今後も教育・研修、また支援を継続していって、持続可能な形で母子と健康を促進していくということでございます。
結びになりますが、「人口と開発のロータリアングループ」があるそうです。私も初めて聞きましたけれど、そのグループの共同創始者でありますロベルト・ジンサーという方が次のように述べております。「母親が強くて健康であれば、その家族も強くて健康になり、貧困と飢餓を和らげることができる」と。この考え、この発想が、国際ロータリーが母子と健康を6つの重点分野に定める大きな要因であるということは間違いないと思いますので、そういった話をさせていただきまして本日の会長挨拶に代えさせていただきます。
本日もよろしくお願い申し上げます。
本日のプログラム
「ラジオの楽しみ方」
〜FMくしろのパーソナリティーを迎えて〜
〜FMくしろのパーソナリティーを迎えて〜
プログラム委員会 委員長 松井 聖治 会員

鈴木直哉さんですが、釧路出身でいらっしゃいまして、2000年にFMくしろに入社をされております。現在は、制作部兼技術管理部の部長ということでありまして、FMくしろ・夕方月曜〜木曜の情報番組「イブナビ 〜Evening Navigation〜 」という番組を担当されております。
本日はラジオを通じて、脳の活性化など興味深い話を聞かせていただけると思いますので是非楽しみに聞いていただけたらと思います。
それでは、早速ですけれど鈴木様、よろしくお願いいたします。
FMくしろパーソナリティ 鈴木 直哉 様

ラジオ局は、各地に大きな局からFMくしろのようなコミュニティ放送局・小さい街単位のラジオ局があります。その中で、聴いて、参加して、ラジオはいろいろと楽しめます。
先に、コミュニティ放送局の概略を紹介したいと思います。平成4年12月に函館に「FMいるか」というラジオ局が開局しました。こちらが全国で第1号のコミュニティ放送局です、道内で限定しますと、その後には旭川、そしてその後FMくしろ。FMくしろは、全国では10局目のコミュニティ放送局で、平成6年11月1日に開局しています。2014年11月1日で開局20周年を迎え、昨年の11月1日に開局23周年を迎えました。
先ほど、松井さんからご紹介いただきましたが、私は平成12年9月、2000年9月にFMくしろに入社しました。2006年4月から夕方の番組を担当しています。
本日は、「ラジオの楽しみ方」というテーマでお話しをしていきたいと思います。
まずは「聴く楽しみ」です。FMくしろでは、朝の時間帯が聴かれている方が多いです。よく聴かれているのが「朝の生中継」です。パーソナリティが街角に出まして通勤・通学している皆さんにインタビューします。行くときにはテーマを決めて行っていますが、実際に会った方がどういうお話しをするのか、こちらが質問をしたときにどういう答えがくるのか、が全く分からないので、そこら辺はある程度想定をしながら行くんです。見かけた方がクラクションを鳴らしてくれたりもします。
夏の吹奏楽特別番組も、FMくしろの人気コンテンツです。吹奏楽コンクールがこの夏ありますが、その吹奏楽コンクールで全道へ行く学校の演奏を放送して、そこにゲストのお話しを入れて、振り返っていくという番組です。
昨年、プロ野球・北海道日本ハムファイターズの実況生中継をお送りしました。ゲストには、甲子園に出場された元・工業高校野球部監督の宮古先生をお迎えしてFMくしろらしい形で放送しました。それがきっかけで、昨年は高校野球、秋の大会決勝の実況生中継もできました。こちらもラジオを聴かれて応援をされている方がいらっしゃって、今後も続けていきたいと思っています。
その他、聴く楽しみでいくと、皆さんお知り合いの方が登場することもFMくしろの特徴のひとつだと思います。お昼の時間「まいど!カンパニー」というコーナーをやっています。企業の方、団体の方が出演されて、おおよそですけれど、年間で200人近くのゲストが出演されています。「まいど!カンパニー」はFMくしろ開局当初から放送しています。もし何か宣伝をしたい、会社のPRをということがありましたら、ご出演いただければと思います。
FMくしろは、"市民参加型"というコンセプトで放送しています。昨年、「その参加型も大事にしつつ、音にこだわりを持って番組を作ってみないか」という話が出ました。音にこだわるということは音質などもそうですけれど、音のジャンルでこだわっていきたいと。過去にインターネットでの放送「サイマル放送」を開始するにあたり、釧路を代表する音を全国の人に聴いてもらって、それをきっかけに釧路に観光しに来てもらったり、応援してもらったりすることはできないかと考えました。
そこで完成した「釧路の音時報」を皆さんにお聴きいただければと思います。
まず17時に流れています「17時の霧笛の音時報」その音を聴いていただきたいと思います。
【時報コメント】霧の街・北海道釧路市。霧笛は、漁船に港の位置を知らせ80年以上にわたって船の安全航行を支えてきました。そして2010年3月19日、GPSの発達に伴い霧笛はその役割を終えました。一方、港の歴史を支えてきた霧笛を残そうと保存活動がスタート。2011年3月、霧笛は釧路海上保安部から釧路市に引き渡され、釧路市から「霧笛保存会」が無償で借りるという形で保存が実現しました。いま、霧笛は釧路市入舟の「港町かもめホール」に設置されています。釧路のシンボル霧笛が再び街に響き渡る日を願って、FMくしろ・霧笛時報午後5時をお知らせします。(霧笛の音)【終了】
続いて午前11時のタンチョウ時報です。
【時報コメント】タンチョウ豆知識。タンチョウの目印、頭の赤い部分は皮膚なんです。興奮すると赤い部分が大きく広がります。タンチョウの背の高さはおよそ1m50p。翼を広げた長さはおよそ2m20p。飛ぶ速度は約時速60q。タンチョウの夫婦は仲良しで、協力して子育てします。タンチョウは渡り鳥ではありません。主な生息地は釧路湿原。1952年、国の特別天然記念物に指定されました。世界のバードウォッチャーのあこがれ・タンチョウが住む街・北海道釧路市。FMくしろタンチョウ時報・午前11時をお知らせします。(タンチョウの鳴き声)
普通ですと「ポッポッポッ、ポー」とか「ジリジリリー」とかいう感じですけれど、それをちょっと釧路の代表的な音でお知らせできないかということで、アイデアを絞って制作しました。
そこから少し派生して、まだまだ釧路の音があるのではないかということで、いろいろ探しました。地元の音と書いて"地元音(じもとおん)"というテーマで制作しました。
【コメント】 地元の音が聴こえてくるよ。「はい!くしろザンギ・ヘイお待ち!」(食べる音サクサク)揚げたてアツアツ・くしろザンギ。地元音!!
いまのがザンギの音です。食べ物の音は、ラジオでは本当に強いです。
【コメント】 地元の音が聴こえてくるよ。「鉄板がお熱いのでお気をつけくださいませ」(鉄板の音ジュージュー)釧路人のソウルフード・スパカツ。地元音!!
これはスパカツですね。今度は自然系の音でも何かできないかということで。
【コメント】 地元の音が聴こえてくるよ。(カヌーを漕ぐ水の音)釧路川をゆったり下るカヌー。地元音!!

【コメント】 地元の音が聴こえてくるよ。(恋は水色の曲)防災無線から流れる午後5時の時報。地元音!!
これは、結構インパクトがありまして、流していて私達も「いま17時かな?」と勘違いをするくらい、地元釧路ならではの音です。これらの音は地元の財産、歴史であり、後々ずっと伝え続けることができるので、いろいろと収録して、皆さんにお伝えしているところです。
ラジオで脳の活性化、クイズなど参加される方、多いです。お昼の時間帯で川柳のコーナーが人気です。高橋みっちょ先生という北海道川柳連盟の会長さんに出演していただきまして、その先生がお題を出題してそれにリスナーさんが答えるという番組です。
FMくしろでは、夜の時間帯、音楽だけが流れている時間が多いです。よく問い合わせをいただきます。「何時に流れていたのは誰の何という曲でしょうか」と。カバー曲も、お問い合わせが多いです。それで、本日は何曲か持って来ましたので、サラッと聴いていただく形で誰が歌っているのか、思い浮かべていただければと思います。
美空ひばりさんの「川の流れのように」ですが、有名なアーティストの方が歌っています。お聴き下さい。昭和の女性アーティストです。そうです。テレサ・テンさんが歌う「川の流れのように」です。
こちらは、サザンオールスターズの「いとしのエリー」です。お聴き下さい。そうです。八代亜紀さんです。「八代亜紀さんの特集」とわかっていると、その情報を元に聴くのでしょうけれど、情報が何もない中で聴くと、「誰が歌っているのかな」となりますね。そういうのも、ラジオのちょっとした楽しみ方と思います。
FMくしろは、参加をする楽しみもあります。先ほどお話しをさせていただきましたが、気軽にご出演していただきたいと思います。
現在、春のキャンペーンをやっていまして、プレゼントが当たるクイズをやっています。「○○を持っている人を生中継で探す」という企画です。歩いている方に声をかけて「○○を持っている人に何人目で出会えるか。はたまた出会えないか」応募をしてもらって、正解をした方にはプレゼントというクイズです。たまたま昨日のお題が「テレホンカード」で、応募された9割位の人は、制限時間10分のうちで「出会えない」という答えでした。しかし昨日実際にやってみたら1人目の方、オレンジカードを持ってました。そして、なんとその裏にテレホンカードが入っていたんです。昨日は1人目で見事正解するという、生中継ならではの面白さでした。
FMくしろの重要な役割が、災害時の放送です。まなぼっと幣舞の2階ロビーにサテライトスタジオがあり、月一回放送をしています。あのスタジオは、釧路市の情報伝達施設で、大規模災害時には、あそこから市民の皆さんへ情報を届けることになっています。今後、防災面にも力を入れて頑張って行きたいと思います。
最後になりますが、少々駆け足でFMくしろの番組を通して、ラジオの楽しみ方をご紹介させていただきました。釧路の魅力を発信していくことがFMくしろの使命・役割と思っています。皆さんからもいろいろとアドバイスをいただきながら今後もどんどんと釧路の情報を発信していきたいと思いますので、引き続きよろしくお願いいたします。
本日は、ありがとうございました。
会長謝辞 邵 龍珍 会長
鈴木様、あっという間に本当に楽しい30分が過ぎて、ありがとうございました。先ほど話の中で「まいど!カンパニー」とありましたが、多分企業さんで利用されている方がいるのですけれども、われわれ釧路クラブもいま行っております『中学親善硬式野球大会』の1回目と2回目を、1回目は木下さんと2人でアピールして、2回目は僕1人とチームのキャプテン3人を連れてアピールをしたという記憶があります。そういった形で、地元にせっかくFMくしろがあるのですから、われわれロータリアンとしてもロータリーとして公共的イメージと認知度を向上するためにこういった形も利用できると思います。
音が脳を活性化するということで、お酒ばかりを飲んでいる僕の脳は最近ちょっと死んでいますので、音を聞きながら活性化していきたいと思います。
本当に本日はありがとうございました。
音が脳を活性化するということで、お酒ばかりを飲んでいる僕の脳は最近ちょっと死んでいますので、音を聞きながら活性化していきたいと思います。
本当に本日はありがとうございました。
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