釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3495
2017-2018年度
35回 例会報告
2018年03月22日
例 会 内 容
新図書館の楽しみ方
〜釧路市中央図書館館長講話〜
お客様のご紹介
釧路市中央図書館 館長 富澤 泰 様
会長の時間
会長挨拶 邵 龍珍 会長
 皆さん、お疲れさまでございます。3月といえば、われわれは忘れてはいけない、また、決して忘れることはないと思いますが、東日本大震災の悲惨な地震が起こった月だと思います。さまざまなメディアで、さまざまな角度からさまざまな検証・放送していたと思います。皆さんもご覧になったと思います。いつものようにググって違う観点で少し今日はお話をさせていただきたいと思います。
2011年3月11日から2018年2月28日まで、84か月連続で東日本大震災の被害による企業倒産が発生しています。単純に12で割ったら7年間。毎月、日本のどこかで関連の倒産が発生していることも過言ではないのかなと思うところでございます。倒産件数が1,857件、倒産によって被害にあった従業員の皆さん、スタッフの皆さんは延28,597名という統計があります。
そういった中で、何を言いたいかというと、島根以外の全国46都道府県でこの関連企業が波及した、発生しているという現実です。また、倒産の負債総額が1兆6,400億円。その主な理由は、取引先の被災によって販路が縮小されたという間接的倒産が9割で、工場が流され、工場が倒壊した直接的な倒産は1割弱だったということでございます。
何を言いたいかというと、われわれ北海道、特に道東は、30年の間に千島海溝による東日本大震災並の大地震が来る確立が7%から40%という突然の発表が昨年12月にありました。私は超びびり者のですから、非常に危機感と緊張感をもって初めて防災グッズを買いました。大きいバックのやつですね。夫婦2人ですので3日間の食事と衣料。バックを持ったら女性は担げないです。買ってみて初めて分かったのですが、男性が担いでも走って高台に行くのはしんどいかなというくらいの重さでした。
われわれ、企業人として職業人としてあっては困るのですが、もしそんな大地震があって被災したとなった場合に、どうやって立ち直るのか。どういった心構えをしてどういった勉強するのか、学びの場をロータリーとおして、われわれ釧路の経済を引っ張っている方たくさんいらっしゃいますので、釧路内で学びの場を設けていただけないかということがひとつです。あとは、命あっての再チャレンジ、再起業、復興でございますので、もし何かあった時に備えてご家族の中でも、そういった約束ごとや防災グッズの備えなどの提案を皆さんにさせていただいて、結びになりますが、われわれはいつ何時やはり淡路・阪神大震災と東日本大震災を風化させてはいけないし、また忘れることもできない。また、忘れてもらっては困るということをお話申し上げまして、本日の会長挨拶に代えさせていただきます。
本日もよろしくお願いいたします。
本日のプログラム
新図書館の楽しみ方
〜釧路市中央図書館館長講話〜
プログラム委員会 委員長 松井 聖治 会員
皆さん、改めましてこんにちは。プログラム委員会の松井でございます。
プログラム委員会は本日から4週連続の担当委員会が当てられております。4週連続で僕が出てきますので、飽きるかと思いますが、例会内容は飽きない内容となっています。ぜひ、4週連続出席していただきますようにお願いいたします。
その第1弾として本日は、釧路市の新しい図書館から富澤館長をお招きしまして、新図書館の楽しみ方ということでお話をお伺いしたいと思っています。
富澤館長の簡単なご経歴をご紹介させていただきます。昭和28年12月に東京都でお生まれになられまして、昭和47年に湖陵高校をご卒業され、同年、早稲田大学教育学部に入学されております。昭和52年に釧路市役所に入られ、57年から釧路市の教育委員会の図書館に勤務されています。平成7年に釧路市の市役所を退職されたのち、厚岸教育委員会に勤務され、翌年平成8年には厚岸の情報館長に任命され、平成13年に厚岸町教育委員会の教育長に就任されております。
その後、4期お勤めになり満了にて退任され、平成30年より釧路市中央図書館の館長にご任命され、現在に至っています。
釧路市中央図書館 館長 富澤 泰 様
 皆さん、こんにちは。お招きいただきました釧路市中央図書館の富澤と申します。皆さん、資料は行き渡っておりますか。まだ、残部ございますので、よろしいでしょうか。
せっかくですので、あまり図書館に縁のない皆さま方も多いのではないかということもありますので、少し公共図書館のお話をさせていただいて、その後、釧路市の中央図書館を紹介させていただきたいなと思います。
そもそも図書館の歴史からいいますと、実は紀元前3,000前、メソポタミア文明の遺跡の中にすでに図書館の形跡がございます。何が出てくるかというと、石版がたくさん出てきました。これはもともと石版だったわけではありません。粘土版にアシの枝で字を書いて、それが粘土板で保存されていましたが、最終的には戦争が起きて焼野原になるという中で、粘土版が焼かれて石版になって残ったという形で残っているものでございます。このように図書館の歴史というのは非常に長い歴史があります。
日本の場合は、最古が図書寮という8世紀の律令制度時代の時にすでに図書館の原型のようなものができております。ただ、ここで知っていただきたいのは、これらの図書館というのはいずれもその国家が自分たちの存在を確かめるため、いろいろな歴史を残したりしてきたということがあろうかと思います。
その後に出てくる図書館。ヨーロッパでいうと、やはりキリスト教の図書館、あるいは大学の図書館が古い歴史を持っています。パリ大学の図書館は1289年ですから13世紀には大学図書館がすでにできあがっているということでございます。ただ、この頃は印刷技術というのは発達しておりませんから、実際には皆さん方がいま考えるような資料があったというわけではないと思われます。
これが大きく変わってくるのはいつ頃になってくるのか。公共図書館の歴史ということですが、そこに書いてありますとおり、ヨーロッパで、アメリカで、ほぼ同時です。1848年にアメリカで、1850年にイギリスで公共図書館法という法律ができます。これはどういうような流れかというと、やはり産業革命以降の市民の台頭だろうということと思います。それまで、文字文化・書物は非常に高価なものでありますし、やはり一部の支配階級がそれを所有していた。それが産業革命以降に印刷技術の発達とともに市民に降りてきて、市民の識字率も高くなり公共図書館法ができる中で、ヨーロッパで1850年代にこのような動きが出てきたということです。
さて、日本ではどうでしょうか。実は日本で図書館法が発せられたのはこれから100年後です。1950年・昭和25年に図書館法が制定されました。この中には何がうたわれているかというと、今でもそうですが公共図書館の無料化という問題です。「料金をとってはいけません」というのが日本の公共図書館の大きな柱になっています。ただ、昭和25年というと、まだまだ戦後の復興がなされていない時期です。実は公共図書館は市町村立にゆだねられています。県立図書館というのは逆にいうと、その第一線の市町村立図書館のような役割を果たしておりまして、基本的には直接市民に貸し出しというのは県立図書館そもそもの役割ではなかったということがいえます。
 そういう中で、なかなか自治体自体が、図書館法ができても図書館をつくっていこうという気運はなかなかできなかったというのが現実です。ここで出てくるのが1963年、『中小都市における公共図書館の運営』というこれは図書館の中では非常に有名な本です。『中小レポート』とよばれる本です。この中小レポートといわれる本は、実はその当時日本図書館協会の事務局長をしていた有山ッさんいう方がヨーロッパの視察、あるいは国内の図書館を調査して、実情を報告するとともに「図書館はどうあるべきか」をうたったレポートでありました。実は、この有山ッさんは2年後に日野市の市長になるのです。その時に自分の部下であった前川恒雄という者に「図書館をつくれ」ということで、まず日本の公共図書館の草分け的な存在の日野市立図書館ができあがります。
この流れがなんだったかというと、当時、3本の柱がありました。その1つ目は「貸し出し主義」です。今では当たり前ですが、昔の私たち学生時代に考えていただきますと、高校時代、釧路の図書館もそうでしたが、基本的に貸し出すというよりは図書館の本はそこで見る、閲覧が中心だったのですね。その中で例えば、釧路市の図書館でも「特別に2冊1週間貸し出してあげます」よみたいな感じで、基本は閲覧主義だったのです。
よく大学の図書館などもそうですが、完全閉架主義といって私の通っていた大学もそうですが、全部目録で探して、本は一冊も書架が見えないというのが大学の図書館でした。そのような形で貸し出し主義というと今では当たり前と思われますけども、当時は斬新な考え方でありました。
2つ目の柱が「児童奉仕」。これは次代を担う子供たちのために児童書をたくさん購入して、子供たちの育ちを支えようというのが、この児童奉仕という考えです。
そして、3本柱が「全域サービス」という考え方なのです。今まで図書館というのは「どんな大きい都市でも真ん中にひとつあればいいや。皆そこに来ていろんな研究したり、調査をしたりというものだった」のが、そうではなくて「気軽に誰でもどこでも借りられるような図書館にしなければならない」という中で、この日野市の実践というのは中央巻館をつくる前に図書館バスを導入しております。その中で奥さんたちにたくさんの本を貸して、「図書館は身近だよ。そして、子供たちのために役に立つのだよ」というのを浸透させた中で本館をつくり、分館をつくった。これが全域サービスという考え方で、ひとつの図書館の3本柱になって、1970年代以降、図書館は大きく伸びていった経過があります。
その中で、北海道では、図書館の中ではとても有名なのですが『置戸の図書館』というのがあります。去年、亡くなられた澤田正春さんという有名な館長さんがいらっしゃいまして、これも『まちの図書館』という本をお出しになっております。それこそ小さい街ですから、お宅の前まで本を図書館バスで運んで貸して歩いたという経緯があります。この当時、人口1人当たり、15冊という貸し出し冊数を出して、全国1位になって非常に有名になった図書館がございます。
そういう中で図書館は大きくなっていきました。しかし、ここを見ていただけますか。1970年代に881館、貸し出し冊数1,982万冊。多いか少ないかという問題はありますけども。それが、2年前の2016年には3,280館になり、貸し出し冊数は7億冊です。7億冊という冊数を今、日本の公共図書館は貸し出しているといえます。この中でいろんなあつれきが出てきております。ひとつは著作権自体の問題があります。例えばベストセラーをたくさん貸し出すことによって、ベストセラーの本が売れないのではないかという問題も著作権者からとりざたされていることもございます。
ただ、いま団塊の世代が退職される中で、私の図書館を見ていて思うのですが、非常に高齢の方、特に男性の方にお越しいただく割合が高いなと思います。やはり、皆さま方の知的欲求を満足させるために、図書館というのは大きな役割を果たしているのだろうなと思います。ただ、貸し出し一辺倒でいくのはいかがなものかということが図書館の中でも文部科学省の中でも言われておりまして、その事が次のページに、これからの図書館は何を目指していくべきかを文部科学省がひとつ言っております。
今までは、奥さん、お子さんの中の生活・趣味の本、楽しみの本、小説本、そして絵本が中心だったけども、実は図書館というのはもっと仕事に役立つ、あるいは行政に役立つ資料を提供できるのではないですか、と言えるかと思います。
そして、行政資料というのはしまってあるだけで出てこないし、非常に検索しづらいという状況もあって、図書館でその役割を果たそうという部分は非常に多く出てきています。これは公開されている議会が出しているものをわざわざ市役所に行って、いろいろな手続きを取らなければいけないのかというと、そんなことはありません。積極的に市側が図書館に提供して、それはいつでも気軽に見られるという形になっていけば、行政も開けた行政になりますし、仕事に役立つ図書館になっていくだろうと思います。
北大通に来て、ひとつの柱が「ビジネスに役立つ図書館」ということをうちの図書館も言っております。これはもちろんビジネス書をいろいろな形で用意しております。と同時に、今はこういう時代ですのでインターネットを使って有料データーベースがたくさん出ております。ただ、非常に個人で購入するには高価なデーターベースもございます。
例えば、釧路の図書館で言いますと、北海道新聞のデーターベース。これは図書館契約をしていて、課金のかからない形でご利用いただけるということです。まあ、図書館としては結構な金額を払うのですが、お客さまの方としては1回使う料金については負担がかからないという形でご利用いただけます。
新聞のデーターベースというのは非常に今、仕事に使われていると思います。札幌の業者さんが釧路に来て、例えば「図書館の記事が新聞に出ていましたよね」とおっしゃる方がいます。だけど、その方は本当に新聞を見ていらっしゃったでしょうかということなのです。全道版以外は札幌なかなか釧路の記事は見られないのです。何か、仕事熱心で分かっている方はそれを事前に検索かければ、どんな釧路の図書館の記事が出たか1か月分あっという間にデーターベースというは分かることができます。その中で事前に知識を持って相手方の所に行くことによって、「いやいや、そうですよね」というふうに話が弾む。いろいろな形でデーターベースが使えます。
僕は厚岸にいました。例えば、厚岸と牡蠣という2つのキーワードで2か月分くらいデーターベース検索すると何十件も引っかかってきます。
それだけ北海道新聞、あるいは釧路新聞、地元の記事を一生懸命載せていただいているということもありますし、それを知ることによって仕事に役立つ知識にもなっていくのではないのかなと思います。
それ以外にも、うちの図書館のデーターベースでは官報情報、官報がもちろん紙でもございます。紙の官報もありますが、データーベース上としても官報を用意しております。帝国ニュース道東版、帝国データーバンクのデーターベースもあります。ニフティビジネスというのはニフティサーブがやっている朝日新聞など中央紙を含めた新聞記事・雑誌記事を検索できるデーターベースです。
それと、D1-Law(ディ・ワン・ロー)というデーターベース。これは第一法規が作っている現行法規、これは本でいえば100冊以上ある現行法規。あるいは判例体系、これも全てデーターベースで図書館でも用意しております。これも検索するだけは全部無料でご利用いただける形です。もうひとつ、日経テレコンもこれは図書館特別の契約をしておりまして、これも課金なしで利用できる形で契約をしております。今、お話ししたデーターベースについては調べるだけは無料。打ち出した分については同じ料金になるかはわかりませんが、コピー料金の1枚10円という形で負担いただいている。実際にはそんな金額ではありません。例えば、新聞のデーターベースでも、項目を引くだけで1点150円、そして詳細については何十円という形で課金されます。図書館用の契約ということで、無料で使える形で契約しておりますので、ぜひ、何らかの形でお仕事に役立てていただければよろしいのではないのかなと思います。
もう何点かございます。これが今言ったのは2番目・ハイブリッド化によって図書館は本の資料だけではなくて、そのようなデーターベース等々についても提供していきたいと思います。
それと、学校との連携なのです。今まで学校図書館との連携でいうと、せいぜい図書館の先生が図書館の整理の仕方を教えるみたいな形でしか利用されていませんでした。そうではなくて、もっと子供たちが授業に役立つ資料を学校図書館の不十分なところを公共図書館が補えないだろうかということ。その中で学校図書館を支援していこうという動きも出ています。いずれにしてもこのような考え方は、同じ、少ない資料費の中で今までとは違った分配を考えて市民の皆さんに提供していくことが必要ではないかと言われています。
今、新しい図書館は何を考えているかというと、街の活性化。街起こしに役立つような図書館になりたい。例えば長野県の県立図書館をはじめとした各図書館は、いろんな形で市民と共同して活動しております。観光に役立つ、例えば、釧路でも観光の場所をいろいろな所を市民と共に探し歩いて、それをいろいろなデーターベースにしていくという動きの中で、観光にも市民にも役立っていける。歴史、あるいは観光に役立つような動きをしている図書館がたくさんある、というのが今の図書館の流れです。
これから、いろいろな形で新しい図書館が生まれてくると思います。釧路市の図書館も皆さま方に支えられていろいろな活動ができればなといいなと考えています。
あと、5分程度ですが、少し見ていただきたいと思います。釧路の図書館は道銀ビルの3階から7階まで5フロア。ただ3階のフロアはいわゆる閉架書庫ですので、実質はお客さまがお越しいただけるのは4階からの4フロアという形になっています。4階はメインフロアで、子供と大人が一緒に楽しめるフロア。うちの財団も「もっと釧路の図書館に資料費を」ということで皆さま方に寄附をお願いして、大変多くの資料費を集めていただきました。これは、いっぺんに使うのではなく、釧路市に寄贈して何年かに分けて購入する。結局、本というのは、いま出ている本は限られています。皆さん方お気づきになっているか分かりませんが、例えば、八重洲のブックセンター、大きな紀伊國屋の本屋さん、リライアブルさんでも結構ですが、あそこにある本というのは決して図書館の本より多いわけではありません。なぜかというと、いま出版されている本は非常に限られた本しかないということなのです。図書館にある本は、少なくとも昭和30年代から考えても60年近くの歴史をもって本の蓄積があります。そういう意味でいうと、いまお金があるからといってそこで3,000万円も本を買っても、いま買える本の中からしか買えない。それよりはできれば何年かに分けて購入していく方がずっと効率的であろうと考えております。
次のページお開きください。5階が今までいうと郷土資料室と文学を除いた一般閲覧室という形になります。ここで先ほど言ったようなインターネット、その他の検索ができるということですので、ぜひ一度レファレンスコーナーもありますので、お運びいただければと思います。
あと、6階に新たに釧路の街に文学館ができました。非常に昔から文学に縁の深い街で、そのような歴史を学ぶことができます。ぜひ、一度お運びいただければと思います。
最後になりますが、7階はラウンジ、飲食自由にできるということで、喫茶店のような雰囲気でご利用いただけます。決してそこで物を売っているわけではありませんけど、自動販売機、あるいは福祉施設の方が週に何度かお越しいただいて、パンやケーキの販売をしております。滞在型の図書館としてご利用いただいております。開館以来、去年の2倍近くのご利用いただいています。ぜひこれからも皆さま方にご利用いただければと思います。
30分という短い時間でしたが、ご紹介に代えさせていただきます。本日はご静聴ありがとうございました。
会長謝辞 邵 龍珍 会長
 富澤館長、本当にありがとうございました。図書館の歴史から今に至るまで、常に「市民のため、国民のための図書館」として変化し続けているんだなと、より良くするためにということが大変勉強になりました。今後のご活躍を願って、頑張っていただきたいと思います。
本日はありがとうございました。


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