釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3476
2017-2018年度
16回 例会報告
2017年10月26日
例 会 内 容
情報集会報告会
授与式
吉田潤司ガバナーノミニーと奥様へメジャードナー楯とバッジ授与並びに
ポール・ハリス・フェローダイアモンドバッジの授与
会長の時間
会長挨拶 邵 龍珍 会長
今月第1週目の例会で、帯広畜産大学の斉君・奨学生と地区米山委員の讃岐さん、そして猿川カウンセラーをお招きして、実際に奨学生の生の声を聞いたと思います。そして地区大会でも7名の奨学生が登壇してお話しをしました。その中でやはり「1年間、奨学金をもらってアルバイトをせずに勉学に励めたことが本当に嬉しかった。感謝します。」という言葉を聞いて、日本のロータリーメンバーとして本当に誇りに思ったところでございます。本当にロータリアンで良かったと感じたのは私だけではないだろうと思っています。『米山奨学会豆知識』という白い冊子がありましたが、これを読んでいただければ米山のことは全て分かるのではないかと思いますので、お時間がある場合には読んでいただければと思います。少し米山の話をさせていただきます。我々は嵯峨記念育英会を持っているというところで、私も少し米山を遠目で見ていたところがあったのですが、勉強をして感銘したところは、米山奨学会には「学友会」という元奨学生たちの組織があります。これは日本に34の地区がありますが、33地区にその学友会があります。残念ながら2500地区は学友会がありません。しかしながら隣の2510地区にありますので、北海道を1つと考えたときに、ほぼ全国の地区にこの学友会があるということです。また、海外の設立順で行きますと、台湾・韓国・中国・タイ・ネパール・モンゴル・スリランカ・マレーシア、そして2017年にベトナムができました。それによって世界9か国にいま学友会があるということです。学友会の皆さんたちは『日本を思う、そして他国を思う』という精神の中で、親善と親睦を深めているということでございます。例を挙げますと、韓国では、衛星クラブを設立して日本から留学に来る学生に奨学金を渡して、自分たちが受けたことを恩返しする意味でそのような事業を行っています。また、東日本大震災のときには、世界、そして国内の学友会から760万円の義援金がすぐに送られて来ました。また、熊本地震のときには、大阪・和歌山・台湾・タイから義援金が送られました。2017年6月30日現在、累計で義援金が30,322,000円という義援金が学友会から送られているということです。まさしく東京ロータリークラブが立ち上げの際に『平和な日本を世界へ』と、そして日本の友人をたくさんつくる、そして世界へ貢献する人々を育成するという精神が実を結んでいるのではないかと共感する、また感銘を受けたところでございます。釧路クラブも過去、米山奨学生を1人、そして財団の交換留学生事業を8年間行ったと情報集会でも皆さんお話しをされたと思いますが、いま残念ながら中断をしております。しかしながら2年後、吉田ガバナー年度へ向けて今年度また脇年度で、このような形で少しでも学びの場を設けて、皆様の理解を深めて意識を高めることによって中断していたこの素晴らしい事業が再開できることを願っております。
本日のプログラム
情報集会報告会
ロータリー情報委員会 委員長 田中 正己 会員
今回の『情報集会 炉辺会合』は、少人数の人たちで密な情報集会をやろうということで始めました。10月10日〜10月21日までの12日間にわたり、A〜Jまで10グループに分けて行われました。日程の関係で少ないところは情報委員を含めて4名しかいないグループもありましたが、その分、中身の濃い話ができたのではないかと思っております。すべてが終了いたしまして、多数ご参加ご協力をいただきましてありがとうございました。テーマは「国際奉仕事業と財団寄付・財団奨学生について」ということで、特に後藤幹事には資料等を作っていただきまして、この場をお借りして感謝申し上げます。本日の報告は、1人あたり3分程度しかないと思いますが、その辺を含めてAグループのサブリーダーの方から発表をしていただきたいと思いますのでよろしくお願いいたします。
Aグループ 今野 亨 サブリーダー
Bグループは、10月19日「楽天池」において、ロータリー情報委員の木下さん、リーダーの浅川さん、サブリーダーの清水寧さん、小船井さん、佐藤茂良さん、高橋徹次さんと私の7名で開催させていただきました。テーマの説明で、初めに情報委員の木下さんから過去にやったことなどの説明がありましたけれども、はなから「難しい問題だよね」という話から始まりました。それで、清水サブリーダーの書いた文書を読ませていただきます。 「国際奉仕事業は単年度では対応しきれず数年に及ぶケースが大半であり、単年度ベースでの運営が基本となるロータリーにそぐわない部分もある。また、職業奉仕原理主義の観点から違和感を指摘されることもありますが、そのようなことを言っていれば社会の様々な課題に対して我々は何も行動できなくなる。」という意見が出ておりました。次に、「既に取り組んでいるポリオ撲滅活動も実際かなり効果も上がっており、世界的にも評価されていることを踏まえると、やはり我々の取り組みが間違っていないという思いを新たにする。」という意見も出ました。あとは「多種多様な人材が地域に根ざしつつ、国際的に繋がり社会に貢献するグローバルとローカルの『グローカリー』という言葉のリズムが我々の考え方の原点になるのではないか。釧路クラブとして国際的にどのようなことができるか。」という話も出ておりました。次に、「寄付だけして、その先の関心を持たないということはダメだ。どのように使われているかしっかりと注視していくことが肝要。」という意見も出ておりました。あと、「テーマ選定も重要ですが、国際ロータリーが作成するリストから選んだり、他のロータリークラブから声がかかったりするケースもありますが、ときには、自ら諸外国に足を運んで現地の実態を見て、真に求められる奉仕は何かを見極めることが必要ではないか。」という意見も出ておりました。そのあとですけれども結構盛り上がりまして、2次会も盛り上がりました。以上です。
Bグループ 及川 雅順 会員
Aグループは、白崎リーダー、私がサブリーダー、田中情報委員長にも出席いただきまして、清水会員、関向会員、石田会員、羽田野会員の合計7名で10月18日(木)「瓢」で開催しております。かなり難しいテーマだったので、発表はかなりずれるかもしれませんけれども釧路ロータリークラブの生き字引ともいえる清水会員がおられましたので、いろいろな奉仕事業や交換留学生事業の歴史や四方山話のレクチャーを受けて楽しく時間を過ごさせていただきました。その清水会員が、高校生の第1回の留学生をアメリカから受けることで、どの地域から受ければ良いのだろうかというところで、釧路に似た地域の気候で寒い所が良いとミネソタ州の留学生を受け入れて、11か月釧路にいたそうですけれども、その最初の3か月を清水会員の自宅で受け入れたとお話しをなさっていました。その清水会員が、昭和47年にアメリカでロータリーの国際交流会があったそのときに、釧路で受け入れた高校生の交流生に何人か集まっていただいて釧路の話になったそうで、非常に感銘を受けたという話も聞いております。交換留学生の中には、外国人ですので体格が非常に大きく学生服や靴や柔道着が合わなくて特注になって、できるまで時間もお金もかかったという話も聞きました。交換留学生の中には、多分ジョシア君というアメリカの人だと思いますけれども、その後、北海道に残りまして道教委を通じて登別で英語教師を何年かやられていたそうです。釧路から交換留学生として行った子供たちは1年間外国にいますので、非常に良い経験ができたという子供たちばかりで、またその次に行く子供や過去に行った子供たちの交流もあり、釧路側の受け入れ体制が整えば人と人との繋がる格好の機会であって、この事業を復活させても良いのではないかという意見もございました。「マッチング・グラント事業」については、相手国の地区のロータリーも同額程度拠出しなければならないと聞いていまして、貧しい国、地区については拠出できる範囲で事業を成立させることがあっても良いのではないかという話もありました。また、そのような事業についてはどのように使われているのか。例えば計画とは違うとんでもないものができているのではないかという話も聞き、インチキな社会奉仕とならない進捗管理も必要なのではないかということで、その点では釧路ロータリークラブに関しては、現地へ出向いて現状を理解し交流するやり方が非常に素晴らしいことで、今後も継続してやっていただきたいという意見が出ております。どうもありがとうございました。
Cグループ 浅野 清貴 サブリーダー
Cグループは釧路センチュリーキャッスルホテルにて10月10日、18時30分から行いました。樋口リーダー、吉田潤司ガバナーノミニー、泉会員・橋直人会員・杉山会員・山本会員に私。田中情報委員長にお越しいただきました。最初に「交換留学」についての話が出ました。「交換ということが難しくしている要因ではないか。向かい入れたところに出すということで、一方的に出して受け入れるのであればもっとやり易くなる。なぜなら日本から出すときは英語圏に行きたがるときが多く、そうなるとシンガポールなどアジアでの範囲が限定されてくる。そこが交換の難しいところではないか。」「クラブや分区で受け入れに対する理解を深めることが重要。そのためには留学生の受け入れに対するレクチャーを定期的に行うなどをして理解を深めることが必要ではないか。」「日本は海外からの留学生に対してお客様のような扱いをする傾向が強い。その必要はないので、受け入れ経験の豊富な方などのお話しを聞くことができれば、間口が広がるのではないか」という意見が出ました。「この事業はロータリーらしい事業のひとつですので、ぜひこの吉田ガバナー年度には受け入れができるように前向きに」という意見がありました。次に「国際奉仕事業の中ではグローバル補助金の制度について理解がまだ低いと感じる。制度自体の制約やペナルティ・失敗実例などもレクチャーいただけると、より理解や関心が深まるのではないか。これまで行った事業の中で形になるまでにどのような流れで大変苦労されたかなども詳しく知りたい。」という意見が出ました。これらの話の中で、記録の管理についてもご意見が出ましたのでご報告いたします。「以前、記録管理委員会を作ろうという話が出たことがあった。周年誌や周年行事の担当者がその都度苦労をして資料を集めている。古い記録が手に入らずらく、見つけても何のことか、誰のことか分からない資料も多い。それでは周年ごとに大変な思いをする。どの時代のものをいつ誰が見ても分かるような記録管理が必要ではないか」という意見が出ました。そして最後に、財団寄付の現状についてですが、「100ドルの寄付はすごく意味がある。大事なものだと思う。個の力がクラブの力となり大きなことができる。それもクラブの会費の中からできることが大きい。果たして自分で100ドル寄付をするとなるとできるであろうか。恐らくためらうであろう。ロータリアンになることで自然と貢献できていることは大変ありがたいし、貢献事業の一員になっていることに誇りを感じる。大変感謝をしています。」と橋直人会員の言葉に全員一致、拍手喝采の閉会となりました。以上でございます。
Dグループ 清水 輝彦 サブリーダー
Dグループは10月19日「駒形家」で、田中情報委員長含め6名で開催しました。少々こぢんまりとしましたが、その分、和気あいあいといろいろな話ができました。まず、いろいろな事業についてです。これについては「振り返りをしながら、そういえばこんなこともやったね。あんなこともやったね」ということで、時間が過ぎてしまうとどこか忘れがちになります。ときどき振り返る機会があって、マッチング・グラントやいわゆるシェルターの話など、そういえばあったなと僕も思い出した次第で非常にためになりました。そのような話をしながら次に留学生の話になってきました。先ほどAグループのときにお話しが出ましたが、実は僕も小さいころ家に交換留学生が泊まっていたことを覚えています。そのときの中の1人、ミネソタのティム・エムリという名の学生さんですけれども、いまでも父と交流があって「人と人との繋がりが大事だね」という話がまず出て来ました。その中で、留学生が今は中々上手く行かない。先ほどご指摘もあったけれども、どうしても英語圏の問題や外国の方を受け入れていろいろ生活を見ると何がまずかったのかと思うと、皆さんが忙しく、いろいろなことがアバウトにできなくなっていることがあるのかと。これは僕の個人的な意見ですけれども。「これからチャンスがあれば修学旅行の交換や代表の生徒の交換など、いろいろなものを通じて子供たちに刺激を与えて行けるようになったらいいね」という話になりました。やっぱり問題になることはお金のことです。「毎年あなたも100ドルを」ということで、そう言われてみればそうだなと思って、それまで40ドルだったのを100ドルに伊貝年度で上げたと思います。そこから始まって、来週のプログラムを見たら『100%ポール・ハリス・フェローへの道』と書いてあります。この話が前振りで出て来ました。ちょうど吉田潤司さんガバナーになられるときにこれを達成して、みんなで釧路クラブの意気込みをみんなに見てもらう。それがまたベースとなっていろいろな事業が進んで行くと。お金・お金と言ってもあれですけれども、「寄付があって、それが回って行くといろいろなものを育て、強いては人が育って行くということに繋がるのではないか。やはりこれを止めてはいけない。」という話があって、僕もそのとおりだと思いました。 私事ですけれども、父がよく病院の職員の朝礼のときに寄付の話をします。『余裕があったら寄付をする』はダメです。ダメとは言わないけれども苦しいときでも少しひもじい思いをしても出す。そのようなことを続けて行くとことが大事です。」というお話しがありました。「ポール・ハリス・フェロー100%」知らない間に毎年100ドルずつ10年で1,000ドルが達成します。中には転勤をされる方もいたりして、その方たちのご労苦についても何か報えるようなポイントの方法があるらしく、そのような話も出て来ましたので、それについては来週皆さんでお話しを聞きながら前向きにやれればと思っております。少し雑ぱくなお話しでしたけれどDグループはこのような報告です。
Eグループ 日理 サブリーダー
我々は10月11日「鱗」にて18時30分から、柿田会員・伊貝会員・大道会員・川本会員・後藤会員・そして私の6名で話し合いを行いました。「国際奉仕事業と財団寄付」というところで「毎年あなたも100ドルを」は2012年から始まったとお聞きしましたが、当グループには、その導入経緯をよく知る伊貝社長もおりましたのでよくお話しを聞くことができました。様々な意見交換をしていく中でポイントとなったことが財団への寄付ということです。「寄付をしたことは良いけれど何に使われたかは分からない。不透明感が強い。」がポイントとして上がりました。その代替案としては、「例えば、私はその年は50ドル、その年は70ドルと、あくまでも任意にしておいて、かつその資金使途先が明確であれば尚良いですし、そのような透明感が出て来ることによって寄付行為に対しての達成感というものが出て来ると思います。またその達成感を共有することによって会員増強の一助にもなるのではないか」という意見もいただきました。その反面、100ドルとしたことによって寄付行為への認識が上がったというプラスの側面もありますし、我々としてはその世界平和に役立っているところで財団を信じて託していくしかないのではないかという意見も出ました。そして、「この年次基金の仕組みでは、3年後に50%がDDF地区財団活動資金になっていくということですから、昨年度に引き続いてこの数学検定などの財源になっているということも考えると当クラブとしての目的も達成しつつ、そして世界平和にも役だっているということで、一概に不透明感が強いということでもない。」という意見もいただいております。いずれにしましても、この部分につきましてはしっかりと議論をして会員のコンセンサスをとりながらクラブとして一丸となって取り組んで行けるような事業にして行ければ良いかということで意見が出ております。Eグループとしては以上でございます。
Fグループ 伊藤 邦彦リーダー
Fグループは10月12日「都寿司」にて情報集会を開催いたしました。情報委員からは西村さん。吉田さん・荒井さん・中島さん・青田さん・脇さん・佐藤さん、合計8名で行いました。テーマに対して冒頭皆さんの感想は「テーマが大きくて深すぎるぞ、どこから摘まめば良いのだろう」という話をしていました。冒頭、西村さんに資料と共に過去の事業の経緯をレクチャーしていただきました。「国際奉仕事業」ですが、荒井さんにいていただいたおかげで、荒井さんにいろいろお話しを聞くことができました。その中で、事業の金額等を聞いて100万円以内の事業や色々な事業の中で、現地に行くまで向こうと打ち合わせや、会合をもちながら2〜3回行かなければならなくて「それに1回につき20万円位かかるよ」という話を聞きました。少しおかしな話でしょうが、その事業にそのままお金を入れたらもう少し大きな事業になると思いながらお話しを聞きました。雑ぱくな話になりますが、今回のテーマをいただきまして、いままであまり関心のなかったところに興味が持てたと思い、個人的には良い経験になったと思いました。ありがとうございました。
Gグループ 森 サブリーダー
Gグループの情報集会は10月18日18時から「美味し屋華蔵」で開催されました。お店の名前のとおり美味しい夕食を楽しむ和やかな雰囲気の中でしたが、炉辺会合のテーマに沿った真剣な議論が行われました。参加者は、天方リーダーの他、尾越会員・前田会員、ロータリー情報委員会から木下会員、そして森の5名でした。まず、天方リーダーの求めに応じて木下会員が資料を配付しレクチャーがありました。会員歴が短い私より基本的な質問を幾つかさせていただきましたが、木下会員のほか経験豊富なメンバーの皆様からいろいろなお話しをお聞きすることができ多くを学びました。次に、グループの議論では、釧路ロータリークラブが積極的に行っている国際奉仕事業、例えば、最近ではタイへの浄化・浄水化装置設置ブータンへの貯水タンク及び手洗い場設置などについては高く評価する声が多い一方で、財団奨学生、それから交換留学については、受け入れ体制面が課題との指摘がありました。個人的にも他のメンバーの方々のご意見を拝聴していて、最近実施した国際奉仕事業は、費用対効果の評価を行うことができ、相手方にとっても実用的な観点からその意義を認めてもらい易いと感じた一方で、交換留学生などについては、その対象個人に効果が帰属するわけでして、受け入れ体制によってその人の満足度が左右される難しさがあると感じました。まとめますと、グローバル化が一段と進展する下、総合理解を深める人的交流や経済活動の国際化の観点からも、国際奉仕事業や財団寄付・財団奨学生は有意義とは思いますが、貴重な財源をより効果的に活用するためには十分な検討のうえ、選定された事業をある程度の継続性を持って行っていくことが重要であると感じました。この点これまで行った国際奉仕事業の費用対効果を評価したうえで、中期的な視野を持って効果が相対的に高い事業を行っていくことが良いのではないかと申し上げて私共のグループの報告を締め括ります。
Hグループ 市橋 サブリーダー
Hグループは、10月16日「醍醐」にて開催させていただきました。先ほど情報委員長よりご報告があったとおり、多分当グループが一番出席人数の少ない残念な結果になったと思いますけれども、リーダーであります小野寺さんとサブリーダーである私がHグループからの2名の参加。そして山田局長に他グループですけれども参加をしていただき、西村情報副委員長にご参加をいただきまして、本会合を開催させていただきました。西村情報副委員長から資料の説明をいただきました。ですが、小野寺リーダーも私も、また山田局長も入会年度がまだまだ浅いということで、このロータリーとしての矜持である国際奉仕に対する認識が若干低かったといったところがあって、建設的な意見がなかなか出し切れなかったという感じを受けさせていただきました。ですが、しっかりとこのRIというインターナショナルな構成でありますこの団体において私たちが所属し続ける限りこのようなことは継続をしていくことこそが、まずは重要であるという結論に至っております。また、交換留学生等々につきましては、最近なかなかの進捗が図られていない中には、言葉の壁であったり、家庭の問題であったり、奥様の負担が大きいのではないかと。また、日本人ならではのおもてなしの部分が全面に出てしまってそれを1年間とおしてやり続けること自体が厳しいのではないかとなっておりました。ぜひこのようなところを改善していくことで、更なる推進をしていくべきだという結論に至っております。以上でHグループとしての報告とさせていただきます。
Iグループ 横田 サブリーダー
Iグループは、10月19日「焼肉居酒屋 ぎゅう太」さんにて、6名の参加で開催させていただきました。出席者は、黒田会員をリーダーに、邵会員・五明会員・中村会員・菅原会員・サブリーダーの横田と情報委員会より西村会員をお迎えして6名となっております。まず、西村情報委員より情報委員会で作成された資料を元に挨拶をいただき意見の交換を行いました。1つ目の「国際奉仕事業」について当日の資料を見ての感想ですが、これには釧路ロータリークラブは、こんなにも国際奉仕事業を行っていたのかということが率直な感想として驚きをもって行われました。その中で邵会員から、ブータンの事例をあげ「国際奉仕事業は水道の設置をして国際奉仕事業は完了をしたわけではない。現地のロータリークラブと協力をして維持管理ができてこそ初めてその事業が成功したと言える。」という意見をお聞きしてそのとおりだという感想を持ちました。また、西村会員からは、「本当に困っている所にはロータリークラブ自体がないよ」と言われ今後の課題だと感じております。「財団の寄付、財団奨学生」については、今回のIグループでは、自分を含めてロータリー歴の浅い会員がおりましたので、改めて五明会員から米山記念奨学金と嵯峨記念育英会との成り立ちを含めてそのご説明を聞き、実際に留学生を受け入れられた五明会員から「受け入れた留学生が実にフランクな方で、朝起きたら勝手に冷蔵庫を開けて牛乳を飲んでいた」という話をお聞きしましたので、国民性の違いが感じられる貴重な体験ができるのだなと感想を持ちました。今回の情報委員会のテーマ「国際奉仕事業と財団奨学生」は、ある意味中身の堅いテーマの情報集会と感じていましたが、邵会長・五明会員をはじめ実際に経験をされた方々のお話しをお聞きできて、より深く釧路ロータリーの活動を理解できた有意義な時間だったと感じております。Iグループの発表を終わらせていただきます。
Jグループ 工藤 誠 サブリーダー
Jグループは、12日に「朴然」さんで、濱谷リーダー・土橋会員・私の3名、田中委員長から冒頭非常に丁寧にレクチャーをいただきました。それ以降、ブータンやタイでの会員の貴重な体験の話も出ました。私はその中で一番分からないメンバーだったので、補助金申請の仕組みのことや事前準備で事務局がかなり大変な思いをされる濃い話も出ておりました。今後の事業の継続に向けた課題としては、やはり資金だけではなく時間の負担も非常に大きく、戻ってから経理を1つ1つ精査するのにかなり時間がかかったような裏話もお聞きいたしました。当日は4名でやらせていただきました。朴然さんでは非常に良い肉を出していただきましたが、全員55歳以上ということもあり、半分くらい位しか食べられないで残念でした。以上です。
閉会・点鐘
その他の報告
ニコニコ献金
お名前(敬称略)内     容
舟木 博秋の御遍路、台風に追われましたが無事、帰釧出来ました。合掌
今年度累計 161,000円