釧路ロータリークラブ 国際ロータリー第2500地区 Rotary Club of Kushiro
通 算
3421回
2016-2017年度
第7回 例会報告
2016年08月25日
例 会 内 容
釧路ロータリークラブ 未来への懸け橋
会長の時間
会長挨拶 木下 正明会長

 先週の水曜日に台湾から台風の中を帰って参りました。その後、木曜日に例会。土日が『全道中学親善硬式野球大会』ということで、担当されております皆様には本当に忙しい思いをさせているなと思っております。

 硬式野球大会ですが、初日は何とか6試合をこなしベスト4が決まりました。しかし翌日の日曜日がすごい雨で中止になってしまい大変残念でした。全チーム試合が出来たので、一定の成果があったのではないかと思っております。準備に携わった皆さんには御礼申し上げます。

 今週の土曜日、いよいよ数学検定が始まります。釧路小学校が10時から51名。幣舞中学校が13時から20名。春採中学校が9時から23名受験されます。釧路小学校では中島会員が学校の運営委員になっておりますので、お手伝い方々取材などに伺っていただきまして様子を見てきていただくことになっております。中島さんどうぞよろしくお願いいたします。これは最初の受験校でございまして、9月にも何校かあり、ほとんどは11月・12月になります。市内の山花小中学校を除き全ての学校が受験をして下さることになっております。どのような結果が出るのかを皆さんも楽しみにしていただければと考えております。

 80周年でいろいろ皆さんにお世話になりますが、本当によろしくお願いいたします。

本日のプログラム
釧路ロータリークラブ 未来への懸け橋
RI第2500地区2019-2020年度 ガバナー候補者の推薦について

脇 副会長

 本日は、RI第2500地区2019-2020年度ガバナー候補者推薦のためのクラブ例会採択を行います。

 この採択は、当クラブより2019-2020年度のガバナー候補者を推薦するため、候補者がRI細則16.070.「ガバナーノミニーの資格条件」の各項目ならびに16.080.「ガバナーの資格条件」の要件を満たす会員であることを認め、同じく14.020.4「クラブからガバナーノミニーを推薦」に規定されております「推薦は、候補者を推薦するクラブの例会で採択された決議という形式で提出されるものとする」という項目に基づきまして行われるものでございます。どうぞよろしくお願いいたします。

 それでは、木下会長より今回のガバナー候補者の推薦についてお話しをしていただきます。よろしくお願いいたします。

 

木下 正明 会長

 少々堅い話になりますのと、分かりづらい部分もあると思います。ご質問がある方は後ほどお願いいたします。

 いま、脇副会長から「ガバナー候補を出すための」ということで、最終的には「クラブの例会で採択された」という条項がございます。ですからこの例会で採択をさせていただきまして、ガバナーノミニー候補を出すのか出さないのかを決めたいと考えております。

候補者でございますが、吉田潤司会員を候補者に出したいと考えております。

 これは、三役をはじめ理事会で「ガバナーを当クラブから出すことが必要かどうか」ということから議論をさせていただきました。その中で、幾つかの理由から「ガバナーを定期的に出すことが必要」という結論に至りまして、理事会の決議は通過をしております。

 まず、清水パストガバナーが、ガバナーになられたのが31年前でございます。小船井パストガバナーが、ガバナーになられたのが14年前になります。この後、正式に地区からノミニーに指名されたとしてもガバナーになられるまで3年かかります。ですから小船井パシトガバナーが出てから17年という年月が経つことになります。そして、クラブでガバナーを出すということは、地区幹事をはじめ地区役員を引受けることになりクラブの会員も非常に大変なことは確かなことでございます。そのことをくぐり抜けながらガバナーを出すことが本当に必要だということの議論をさせていただきました。

 いま2500地区で、釧路クラブが一番会員の多いクラブになっています。まずその責任があるのかと考えております。時期的にも小船井パストガバナーを輩出してから17年が経っています。それとガバナーの選出地区で、選出方法がいろいろ変わっているのでしょうけれども、少々私は不勉強で分からないところが沢山ございました。それで地区としてガバナーを輩出するプロセス、例えばクラブの中でコンセンサスを得て各クラブさんに「どうでしょうか」というお話しをするなど、そのプロセス自体もあまりよく分かっていなかったことが現状で、そのことも明らかにして、ガバナーを地区の1番大きなクラブとして輩出していくことは必要ではないかとの結論にいたりました。

しかしながらガバナーを引き受けてくれる方がいらっしゃらなければこのようなことにはなりません。その中で吉田会員が「この後に続く若い方のためにも是非自分が出て、そのようなものも明らかにしながら地区を良くしていきたい」とお話しをいただきました。そのうえで私の意思としては是非候補になっていただきたいと考えております。

 実際、候補を出すか出さないかは9月の初めに地区から「そのような方はいらっしゃいますか」という通知が来て提出することになります。よって、このタイミングが非常に良いタイミングになることから、本日の例会プログラムを変更させていただいた次第でございます。

出すからには、クラブ全員が応援をして出すという形、この例会できちんと採択をして決議されたという形にしたいと考えております。皆さんご理解ご協力のほどをお願いいたします。

脇 副会長

 続きまして、清水パストガバナーよりお話をいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

清水 幸彦 パストガバナー

 吉田潤司さんをガバナーノミニーに推薦するということ。私は本当に待ちに待ったという感じで推薦するものでございます。皆さまのご賛同を得たいと存じます。

 ガバナーになるには、いろいろな資格がございます。素質もございます。ご本人の素質並びに家庭のこと。色々なことを総合的に考えまして、吉田さんも立派なご家庭をお持ちでございます。吉田さんは才能がある方でありますが、奥様も才能がある方でございます。お子様はお二人とも医師になってらっしゃいます。だからと言う訳ではないですけれど優れた家系の方でございます。

 少々古いことを振り返りますと、北海道で最初にガバナーになったのはどなたかというと、日本が全国1つの地区であったときです。昭和6年に札幌クラブが出来まして、暫く経ちまして、昭和11年になった方が佐藤昌介先生という北海道帝国大学総長。男爵の肩書きを持つ方でございます。その年に私たちの釧路ロータリークラブが生まれている訳でございます。

 そして、昭和12年になりますと、初めて北海道で全国ロータリーの大会が開かれました。昭和12年5月のことです。皆さんお気付きでしょうけれど、その2ヶ月後に盧溝橋事件というか日中戦争が始まった訳です。それからずっと経ちまして、昭和15年にロータリーが1回休みました。それから24年に再開をした訳でございます。

 釧路では、どなたが最初にガバナーになったかというと、それは両角克治さんです。北クラブへ移籍なさっていましたけれど。両角さんは1961年のガバナーでございます。1965年になりますと、私のクラブから嵯峨晃さんが初めてガバナーになった訳です。それから16年経って私が1981年のガバナー。35年前でございます。そして小船井さんが2002年でございます。私と小船井さんの間、21年間誰もでなかったのかと疑問に思うかもしれませんが、そうではなくお亡くなりになった両角靖二さんという方がガバナーノミニーになっていた訳です。1988-1989年度のガバナーになる予定でした。1988-1989年度は韓国で初めて『国際ロータリー大会』が開催されました。今年28年振りにソウルで大会をやりましたけれど、その年に両角靖二さんを当てていましたけれども、ご都合によってご辞退をなさった。そして21年の間をおいて小船井さんがなった。小船井さんから15年経ちますか。この間にも有力な候補がいらっしゃって、ご本人を小船井さんが一生懸命口説きましたが、本人の了解を得られませんでした。

いま、満を持して吉田潤司さんという声が大きく出て来ました。私は、この頃のガバナーをずっと見ていましても全く遜色がないというところか、非常に良い才能を持っているガバナーになる方だと思います。私のクラブが誇りを持って『クラブ創立80周年』の記念の年に1人推すということ、皆さまには全く異存はないと思います。盛大な拍手でご承認いただきたい訳ございます。

ガバナーはあちこち公式訪問をして、そのクラブにいろいろ話をします。その際「ガバナーのホームクラブはどうなのか」と思われることがあるかもしれません。私は、吉田さんがガバナーになってあちこちに行っても「ウチのクラブは100人。人数が多いだけではなく立派な伝統があり、立派な多士済々の100人のメンバーがいるのだぞ」「ウチのクラブはこんな良いことを行っていますよ」「こんなに前向きですよ」と誇りを持って言えるガバナーになると思います。そのためにも皆さま方、吉田さんを推すことにご承認をいただき、ご賛同をいただき、そして吉田さんがガバナーになったときには、力を尽くして、心をひとつにしてやっていくという気持ちになっていただきたいと思います。

小船井さんのときの年度は、ビチャイ・ラタクルさんというタイランドの方でございまして、そのときのテーマは『慈愛の種を播きましょう。Sow the Seeds of Love。』でしたね。「1人1人が慈愛の種を播きましょう」ということで地区大会を開きました。大成功でした。皆さん、これから吉田さんがガバナーになるとすれば、ウチがホームクラブとしてしっかりしていなければダメです。吉田さんを推したからには、みんなが支えてやっていく。リーダーを支えるホームグラウンドがしっかりしなければダメです。

皆さん、立派な人材がウチのクラブにいます。その人材を支える100人の立派なメンバーもいます。力を併せてやっていくことにいたしましょう。

脇 副会長

 清水パストガバナー大変ありがとうございました。続きまして、小船井パストガバナーよりお話しをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

小船井 修一 パストガバナー

 商工会議所の会頭を務めた両角靖二さん、先年亡くなられましたが、釧路ガスの社長でありました。私はその頃、まだ青年会議所とロータリークラブ両方とも現役で、私は確か1989年の青年会議所の理事長を務めました。その際、氏が「1988-1989年、ロータリーの地区の副幹事をやれ」ということで、何度会議に出た記憶がございます。

 さて、我々にとっては、久しぶりに吉田潤司さんを本当に送り出すことが出来るチャンスが巡って来たと思っています。特に私にとっては、2002-2003年度ガバナーのときに吉田潤司さんに地区代表幹事をお願いして快く引き受けていただいた縁がございます。その際に吉田潤司さんは素晴らしい人だと私が思ったことは「組織の吉田潤司」ということです。組織って変な言い方ですけれど、いろいろな人に物事を適材適所でお願いをして、それで組織を動かしていくという意味での素晴らしい手腕をお持ちの方だと私は記憶しております。組織を動かして、その結果目標を達成していくという意味で、組織をつくっていくという才能あるいは能力が凄く高いと、高く評価している次第であります。今回、吉田さんが2019-2020年度の第2500地区ガバナー・デジグネート。変な言い方ですけれど、ガバナーになるためには、3年以上に亘って呼称が変わっていきます。デジグネート、ノミニー、エレクト、インカミング。4つの名前にこれから変わっていくことを我々としては努力をしながら支えていきたいと思っております。 

 「ガバナー輩出クラブは大変ですよ」というのは、『地区大会』や『地区研修協議会』『PETS』などの様々な事業があるからだと考えています。ですが、それは100人のクラブでは大丈夫だと思います。同時に地区大会というものについて皆さまたちが一緒になってやっていく。あるいは、公式訪問の中で皆さまたちがガバナーと一緒に他のクラブへ行って、違うクラブを見て見聞を広めていくこともクラブの力になっていくと私は思っています。クラブの力が増えていく。それが大事だと思います。

本日は、来ていませんけれど石田博司さん、吉田潤司さんも一緒でしたが、あのとき稚内・利尻・礼文など、私も滅多に行けなかった所へ行って、そしてロータリアンという共通のバッジを持つ仲間がいることを確認出来る。そのことをガバナー年度で同じクラブの皆さんが出来るのではないか、私はそう感じています。

 そのところを踏まえながら、我々としては吉田潤司さんがガバナーになられた際には支援いただくことをお願い申し上げまして、お話しに代えさせていただきます。

どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

脇 副会長

 小船井パストガバナー大変ありがとうございました。只今、木下会長・清水パストガバナー・小船井パストガバナーよりお話しをいただきました。

 ここで、2019-2020年度のガバナー候補者といたしまして、当クラブより吉田潤司君を推薦することについての採択をさせていただきます。 

皆さまの拍手を持って決議に代えさせていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

 

(拍手)

 

 ありがとうございました。吉田潤司君を2019-2020年度のガバナー候補者として、当クラブより推薦することを決議いたします。只今の決議の証といたしまして、吉田潤司君へ木下会長よりクラブからの推薦状をお渡しいたします。吉田潤司会員・木下会長ご登壇下さい。

 

ガバナー候補 吉田潤司会員へ推薦状授与  木下会長

推薦状 釧路ロータリークラブ 吉田潤司 殿

 貴殿をRI細則16.070.「ガバナーノミニーの資格条件」の各項目ならびに16.080.「ガバナーの資格条件」の要件を満たす会員であることを認め、本日の例会での決議をもってRI細則14.020.4.「クラブからガバナーノミニーを推薦」に必要な決議として国際ロータリー第2500地区ガバナーノミニー(2019-2020年度ガバナー)に推薦致します。

2016年8月25日 会長理事 木下 正明

 

よろしくお願いいたします。

 

(拍手)

 

脇 副会長

 ここで、吉田潤司会員より一言でご挨拶をいただければと思います。

 

吉田 潤司 会員

 推薦状をいただきました。ありがとうございます。

振り返りますと昨年も私はここで挨拶をしました。しかし神様から「吉田君。君はまだ人格も何も出来ていないからムリなのだよ」と言われたように思います。それから1年経ちまして何ら成長していないように思います。ひょっとしたら退化しているかもしれません。が、このように推薦をいただきました。また清水先生・木下会長それから小船井さんからも過分なるお褒めの言葉をいただきまして何か背中がムズムズしております。

木下会長のお話にありましたとおり釧路クラブが2500地区で一番大きなクラブですが、何年か前から運が悪くガバナーが出られなかったということがありました。このままでは釧路クラブが少々目立たない存在になるのではないかということで、昨年度も白幡君、五明さん、青田君、西村直前会長、木下会長、皆さま方から「何とか出なければダメだ」ということもありまして、私も一大決心をして出させていただくことになりました。

私は、過去に色々な役職を努めました。その年度は一生懸命努めますけれどもすっかり忘れてしまうタイプです。ですからいまは、ほとんど知識はないですけれども、私が小船井さんの年度のときに地区幹事を務めました。当時一緒にやったみんなは「結局は楽しかった」と言ってもらっています。確かに、ガバナーを出しますと、会員みんながなかなか大変です。ガバナー事務所へ入った人は、多分1年半位は本当にいろいろなことで大変な思いもしてもらわなければいけないと思います。けれども結果として楽しいものがあるのではないかと思っています。私も、もしガバナーに就任いたしましたら誠心誠意頑張っていきたいと思います。どうぞ皆さま方のご協力をいただきますようにお願いを申し上げます。どうもありがとうございました。

 

脇 副会長

 ありがとうございました。最後に白幡直前ガバナー補佐より一言お願いしたいと思います。

 

白幡 博 直前ガバナー補佐

吉田潤司さんが、いま気持ちを新にして決意を述べられました。釧路ロータリークラブ80周年という記念の年に、吉田潤司さんを推薦出来るという運びになったことを誇りに思っているところであります。

 吉田潤司さんは、このクラブの「未来への架け橋」になろうと、私はそのように考えたのだろうと思っております。その意味では全員で潤司さんをしっかりと守り、そして進めていくことをお誓い申し上げたいと思います。

 「吉田丸を一丸となって支えられるようなクラブを目指しなさい」という意味の年なのかと私は思っております。そして、私たちがロータリアンとして「ロータリーって何なのかということを確認しなさい」と言われているような気がします。その意味では、今後訪れるであろう『公式訪問』もしくは『地区大会』。そのようなことも私たちが実際に試される。「しっかりとロータリーの活動を確認しなさい」そのチャンスを吉田潤司さんが立つことによって私たちが経験出来る。そして、それを明日の次の方々へバトンをつなぐことが出来るチャンスではないかと私は考えました。

どうぞ皆さん、起立をしていただき、吉田潤司さんに対して気持ちを込めて、もう一度拍手をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。

「吉田潤司さん、一緒に頑張りましょう!」(拍手)

ありがとうございました。

 

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荒井 剛 無事に全道中学親善硬式野球大会を終えることが出来ました。普段の行いが悪いからか、雨天の為2日目は中止になってしまいました。
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