2006〜2007年度 第14回(通算2951回) 例会報告
作成日:2006.10.17
会長 青田 敏治   幹事 西村 智久   広報・会報委員長  木下 正明

会長の時間
副会長 稲澤 優

 会長の代わりに私が一言スピーチさせていただきます。まずは何よりも私の方のことなのですが、第49回の日弁連の人権大会、去る10月5日、6日と当地で開催させていただきまして、市民の皆様の多くの協力を得て、無事に終了できましたことをご報告させていただきます。

 今日は私が寝物語に読んだ本、簡単に言うとイソップ物語という本なのですが、これは子どもの頃に読んだことがあるのですが、年を取ってこの歳でイソップ物語を改めて読むというのは非常にまたびっくりした感動があるのですが、ご案内の様にイソップ物語というのは紀元前6世紀の頃、ギリシャのイソップさんという人かどうかは知りませんが、その様な人のお話、原典では約187話の寓話があるそうですが、日本におなじみのお話はその内50数話らしいのですが、皆様ご案内の様にたくさんのイソップ物語のタイトルを思い出すと思います。私の興味があったのはそのイソップ物語の主人公が皆動物と、キリンであり、ライオンであり、ネズミであり、ウサギであり、これらは全部人間の性格と言いますかタイプに合わせてうまく話を作っているのです。そしてそのそれぞれの動物をしたてながらそこに1人ひとりの人間の感情、それから色々な陰影、この様なものを織りなして教訓ということになるのか、それぞれ出てくる登場人物も人間のタイプに合わせているものですから、このロータリークラブの吉田さん、田中さん、何々さんでも良いのですが、こう当てはめながら見ていくと話が立体化して非常に面白いという感じを受けた経験があります。
 イソップ物語に関しては田辺聖子なども「私本イソップ物語」などという本も書いている様ですが、その話の筋たるや、これも最近分かったことですが、「もしもしカメよ、うさぎさん」、あれも私は日本の民話かと思っていたのですが、実は全然違って、ウサギとカメの競争の話はまさにイソップが原点である、日本にも大体戦国時代にすでにイソップ物語が出入りする船員の話として日本に伝わって、イソップ物語というのはそれ相応に江戸時代の人にもそれなりにアレンジされて庶民に伝わっていたと、この様なことが分かってますます興味深く、イソップ物語をもう一度読み直したと、その様な最近の自分なりに寝物語に面白いと思ったお話しをさせて頂いて、お時間を稼がせていただいて、まもなく会長が来ると思いますので失礼します。

会長の時間

会長の時間
「地区大会報告」

幹事 西村 智久
 改めましてご苦労様です。あまり語りの方が上手ではないので、皆さんのテーブルに写真のコピーを配布させて頂きましたので、それを見ながらご報告を聞いていただきたいと思います。

 初日はご存じの通り天気の良い中、8名ほどで参加し、釧路ナイトをさせていただきました。写真で言うと一番左上が会場に入っての開会前の写真です。真ん中が留学生のシュリス・カンさんが写っております。他の留学生を含めて4人が参加しておりました。
 
 右端の写真は1日目の本会議で、次がパネルディスカッションというのが1日の流れであります。全体的に基調講演、パネルディスカッションを含めて、パストガバナーの方がお話しなさっておりまして、なかなか思い切った意見を言うパストガバナーもおりまして、その様な意味では勉強になりました。その中で根室ロータリークラブのパストガバナーでまだここが
350地区と言っていた頃のパストガバナーで、ロータリーに関する13の談笑という大変素晴らしいお話しがあったということを聞きまして、インターネットで検索して何とか勉強しようと思ったのですが見つかりませんで、絶版になっていました。釧路ロータリーのどこか倉庫の方にもあるかも知れませんので、今度探して見つけたら皆さんにご紹介したいと思います。1番下段にいきますと、2日目の本会議の内容であります。今まで米山の報告会というのは過去2年間、別プログラム、並行プログラムで行っていたのですが、今回は本会議の一連のプログラムとして初めて行われました。左下の写真が米山の奨学生でありますが4名の方が内モンゴル、内モンゴルの方は勉強熱心だと思いました。ほとんどが中国の方であります。1番左端の子がとても可愛かったと、皆さんも多分思ったと思います。ブーツ姿でなかなかキュートな中国の女性の方でした。下の真ん中の写真は小船井パストガバナーが決議報告をしているところであります。右下の写真は青田会長がRIの特別表彰を受けている写真であります。
 2日目、お天気が台風並みの低気圧ということで、1日目は
800人くらいいたのでしょう。2日目の会場には100人くらい、RIの特別表彰の時には50人くらいしか居ない形でありまして、RI特別表彰で帯広クラブも表彰対象になっていたのですが、帯広ロータリークラブは0(ゼロ)とのことで、大変失礼なことをしていると思いました。私と会長も表彰も終わった時点で、残り30分ほど足立ノミニーの挨拶も聞きたかったのですが、天候が非常に危なかったので帰って参りました。実は遠軽経由で帰ってきたのですが遠軽を過ぎて留辺蘂に来たときに、通ってきた道が通行止めになりまして、あと30分遅かったらこれは大変なことになっていたという様に思いました。最後に紋別に行かれた方、これから行く予定がある方にご注意申し上げたいと思います。紋別でワインを飲むのは大変であります。1日目はワインを飲み屋で頼んでいたら、取り寄せて貰ったところ、2005年もののボジョレーヌーボが出て参りました。年代物というボジョレーヌーボが出て参りまして、大変びっくりしまいまして、2日目も絶対ワインだということで、今度は店屋で買って二次会の会場へ持っていったら今度はワインオープナーが無いという、自分でワインを買って、自分でワインオープナーを持って、是非とも紋別へ行かれる方は飲みに行っていただきたいと思います。以上でございます。


米山奨学生 チョウ・イコウさん

 皆さんこんにちは。米山奨学生のチョウ・イコウです。今日はロータリーの地区大会に参加してというテーマで話をさせていただきたいと思います。その前にまずはこの大会に参加するに当たって、色々な配慮と世話をしてくれた釧路ロータリークラブの皆さんに感謝を申し上げたいと思います。特にカウンセラーの山口さんは、私の為に朝3時に起きて、雨と風の中、5時間も運転をして、紋別まで連れて行ってくれました。帰りも悪天候の上、遅かった為、大変疲れたと思います。皆さんもご存じの通り山口さんの体調も万全ではなかったので、私もとても心配でした。今日はこの場を借りて深く感謝を申し上げたいと思います。山口さんありがとうございました。今回の地区大会に参加することによって、ロータリーという組織の素晴らしいところを実感しました。そしてロータリアンの皆様が優しくて立派であることもより一層実感いたしました。

 最初に開会式では紋別市民会館が満席になりまして、その大勢に驚きました。とても温かい、にぎやかな雰囲気でした。1番私の心に響いたのは開会式での物故会員追悼式でした。一緒に頑張ってきた仲間達、先輩達をいつでも忘れない、大事にしているその思いに感心しました。もちろん私には初めての経験でしたので、涙が出るほど感動しました。そしてその後、各参加クラブ紹介での皆様のとても明るい元気なかけ声にパワーを貰いました。夜の宴会場はとても広く、海の幸がたくさん並びました。どこから食べたら良いのかとまどうほどでした。ようやく少し慣れたところ退場となり少し残念でしたが、その後の焼き肉もおいしかったです。普段短い間でおひとりお一人とゆっくり話は出来ませんが、この様な食事会を通じ、多くの方と色々と話が出来て相互交流を一層深めたことが何よりうれしく思います。また大会の2日間に於いて、モンゴルの民族衣装も着させていただいて、最初は恥ずかしかったのですが、久しぶりで、とても満足しております。また久しぶりにホームステイ先の根室ロータリークラブの皆様とも会えてとても楽しかったです。大会の最後の日に、午前中にロータリーの皆様に聞いて欲しいことというテーマで米山奨学生の発表がありました。1人でも多くのロータリアンの方に奨学生達の感謝の気持ちを伝えることが出来て、この様な機会を与えてくれた地区大会の皆様に感謝したいと思います。また、私たちをずっと熱心にサポートしてくれた釧路北ロータリークラブの北川さんと帯広ロータリークラブの渡辺さんをはじめ、米山奨学会、委員会の皆様に心から感謝を申し上げたいと思います。今年の4月から米山奨学生になって、ロータリークラブの例会の出席や根室ロータリークラブへのホームステイ、ロータリー地区大会への参加など、色々な活動に参加することによって、ロータリアンの皆様はそれぞれ違う職業を持ち、国際親善、世界平和、国際的な奉仕の信念で頑張っている姿に感心しました。この様に国境を越えて、人種に限らず、手を差し延べる精神は自分達を励ましてくれました。私達米山奨学生はロータリアンの皆様に尊敬の気持ちで一杯です。今後も奨学生としての生活を楽しみながら、日本文化のふれあいや日本社会への理解を深めていきたいと考えています。最後になりますが、地区大会に参加させていただき、本当にありがとうございました。充実した、とても貴重な体験をさせていただきました。これからもよろしくお願いいたします。以上です。


会長エレクト 白幡 博 

 白幡でございます。青田会長が最後に締めて頂けるということだと思いますが、僕の方から西村幹事、そして、チョーイーコウさん、チョウ・イー・コウさんというのだそうでございます。超、すごくイイ子なのですという意味だと思います。

 皆さん感じたと思いますけれども、私も今回、地区大会に行きまして感じたのは、米山奨学生のセレモニーといいますか、それが1番感動しました。今、チョウさんが話した様に向こうからいらっしゃった奨学生は非常にまじめで、本当に一生懸命。そして日本語も下手をしたら私より上手かというくらい素晴らしいスピーチをします。その様なカウンセラーの、先程名前が出ていましたけれども、北クラブの北川さん、そして当クラブの山口さん、本当に担当されているカウンセラーの皆さんがやはり非常に人間性豊かな方が担当されているという様に感じました。合わせて交換留学生事業もその様な思いをこれからもロータリークラブの活動の柱という形でしていくことが1番良いのかという様に感じました。これが地区大会へのちょっとした私の感想です。


 それからもう1点、これは紋別の市内を少し探索をしました。少し感じたのは良いなと感じました。天候は悪かったのですが、電気自動車が走っていました。市内ではないのですが、水族館がありまして、釧路で言いますと千代の浦の防波堤、あの様なイメージなのですが2km近い防波堤がありまして、その突端に水族館があるのです。少し海が荒れていまして海底は見えませんでしたけれども、そこに行くまでのアプローチが電気自動車なのです。あれは夏、冬考えていまして、観光に来られたお客様に楽しんでいただく。行き帰り私達は私と大山さん、浅野さん、それから鳥取神社の木下くんの4人でそこへ行ったのです。その時にこれは素晴らしいと。とたんに北大通にこの様なものが、電気自動車が走れば面白いかという様に感じました。それからそこはガリンコ号の到着、発着するところなのです。ですから紋別の2万8千人の人口なのですけれども、やはりかなり考えている街かなと感じました。最後にこれは焼き肉屋さんで感じたのですが、私も飲食店なものですから、味が濃いのです。キムチも非常に塩辛く、あるメンバーの方がやはりこの様な港町ですから漁師の皆さんが多いので、少し濃い目かなという様に思ったと。以上でございます。それから最後に今回行きまして、青田会長をはじめ、西村幹事、柴田副幹事、本当に気を遣った釧路ナイトをしていただきました。来年、北見だそうです。よろしくお願い致します。以上でございます。

会長 青田 敏治
 皆さんこんにちは。遅れてすみません。先週の例会の時に行ってきた話をしますということでしたが、おそらく今日は間に合わないだろうと思っていましたので、飛行機もどうせ遅れるだろうと思っていましたが意外に早く着きまして、話す機会が出来ましたので、ざっと流れを言いたいと思います。

 会長幹事会ですけれども金曜日の夕方から始まりましたけれども、ここまで過ぎて行きましたのでいまさら何をいうのかという気持ちで聞いていました。たいした内容のものは無かったなという様に思いました。それより晩餐会、RI会長代理が来ていましたので、晩餐会をしたのです。RI会長代理は田中徹夫さんという方でした。

また、ちょうど同じ丸いテーブルに、私先週2500地区で1番減ったのは別海クラブだと言いましたが、上手い具合に隣だったのです。それで会長、幹事が来ていましたので実際のところどの様な原因で半分になったのだろうという話を聞きましたら、30周年まではとにかく我慢して居てくれと、そうとう内紛がくすぶっていたらしく、もう我慢してくれと。終わったとたんに皆止めてしまったと、半分くらい。僕がそれは町長がやめたので皆ぞろぞろ付いていったのでは無いですかと話したのです。そうしたらそんなことは無いのだと。現に町長はまた入会したいと言っている、そしてなおかつ3人くらい入ったのだそうです。それで後は会の運営も非常に和やかに上手くいっているという話もしておりました。是非70周年には諸手を挙げて行きますからという話で、人数制限をしているのですけれどもと言いませんでしたけれども、もうたくさん来てくれるということでしたし、その様なことでもちろん帯広クラブさんも総力を挙げて行くからと、42名全員行きますからということでうれしいことを次から次へと言われてきました。
 その様なことで本会議になりまして、ガバナーの話を色々聞いていましたけれども、非常に行動、
2500地区を回って見て、公式訪問で回ってみて行動を起こしていると、それを実感するというのです。それはどの様なことを言っているのかといいますと、道路を走っていて川に落ちた車をロータリアンが上げたというのもありましたし、それから木を植えた、海の中のゴミを拾った、ですからその様な身体で行動することをロータリアンは今まで少なかったと。ですからこの様なことに目を向けて実際に率先して行動しているのだと、RIのテーマの様に、です。ただこれは夫々のクラブでの考え方もあることですから、身体で行動をしなくてもその他の面で奉仕をしているのではないかという様に私は思ってきましたけれども、身体で行動を起こすのであればライオンズクラブは常に行動を起こしていると聞いていますので、それもまた考えなくてはならないと思ってきました。

 あとはカメラで立派な方がいるのです。神崎さん、松宮さん、斉藤さん、皆さんガバナー経験者ですけれども、それぞれの話を聞くと大変面白くて、皆さんが揃って言っていました。入るときは三人三様の仕方をしていましたが、
10年くらいを目途にして、ほとんど3人とものめり込んでいったというのです。それはある誰かが書いているロータリーに対しての本を読んでのめり込んでいったという、その様な言い方をしておりました。ですからその様に思っている時にその様な本や先輩なりに巡り会って行くとその様になるものだということです。しかしながら、私は13年になりますけれども未だに本に巡り会えないでいるという現実があります。皆さんはすでに立派な方が釧路クラブにはたくさんおりますので、誰かが私に色々なことをアドバイスしてくれたら良いなと思うのですが、どうも釧路の人は遠慮がちでその辺までしてはくれないですけれどね、吉田潤二君。はい。
 
 後は色々な話もありましたけれども、嵐も気になりましたので、最終日は昼間で居ましたけれども、会員増強の表彰はRI会長代理から直接いただくのです。けれどもどうも不手際でして、1番先にステージに上がったのですけれども、貰ったのは1番最後だったりして、ちゃんときちんと並べてと本当に怒りましたから。きちんとしてくださいと。RI会長代理も困った様な顔をしておりましたけれども、その様なことでガバナーと顔を合わせてニヤッとしていました。先程幹事も言いましたが足立ノミニーの話、最後に聞いて来たかったのですが、どうも帰りはまずいぞということで頭を下げて帰ってきました。本当に嵐の中の3日間でしたから帰ってきて非常に疲れました。大体地区大会へ行くとゴルフなり、釧路ナイトなり、楽しく帰ってくるのですけれども、今年は会長という立場がそうさせているのか分かりませんけれども、2日くらい具合が悪かったですから。それでも無事に帰って来られたということで良かったということで話を終わらせていただきたいと思います。

会長の時間
10月19日(木) 18:00〜 「新入会員歓迎会」
会長の時間
稲澤 優 人権大会を無事に終わることが出来て。
西村 智久 紋別での地区大会ご苦労様でした。
会長の時間 会長の時間
本日合計 本年度累計
28,000円 489,000円
日時 会員数 出席率
10月05日 96名 80.7%