2006〜2007年度 第11回(通算2948回) 例会報告
作成日:2006.9.25
会長 青田 敏治   幹事 西村 智久   広報・会報委員長  木下 正明

会長の時間
会長 青田 敏治

 皆さんこんにちは。今日は例会のテーマが嵯峨記念ということで難しい問題があるのか、会員の方で出てこない人が多いのですけれども、後ほど皆さんに色々と意見を聞きながらどの様な方向でいったら良いのかということのご相談をお願いしたいという様に思います。
 それで今週は18日が敬老の日で、23日は秋分の日ということで、祭日が1週間のうちに2日ありますけれども、そこでもう過ぎたのですけれども、来年の敬老の日の参考の為に少し敬老の日にちなんだ話をしてみたいと思います。
 敬老の日というのは長年に亘り社会に尽くしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う日と制定しているということになっております。これは昭和41年に制定しておりましたけれども、以前は9月15日が敬老の日でしたが、2002年くらいから今の連休を続けようという様なことで日にちを変えたという様になっておりますけれども、この老人とは何歳からなのかということなのですけれども、老人福祉法で65歳からが老人ということになっておりまして、私はちなみに63歳なのです。興味がありましたのでインターネットで調べたのですけれども、私は63歳ですけれども、これからいきますとまもなく老人の仲間入りをするのだという訳になるのですが、そうはいかない。皆さんはなっても良いですけれども、私だけはまだまだ先の話だという様な気持ちを強くして、負けないぞという気持ちです。その様なことを私は思っておりますけれども、ちなみにこの釧路クラブの平均年齢は56歳です。まだ大丈夫ですので、皆さんそれは心配しないようにして下さい。それで色々新聞等に出ていましたけれども、100歳以上の高齢者は全国で2万8395人、そのうち85%が女性であるということです。それと長寿日本一は女性では113歳の福岡県の方、男性では110歳の宮崎県の方、いずれにしても暖かい国の人達が大体この辺にきています。北海道の人は大体この寒さでどこまでいくのかというのはまだデータが出ていない様ですけれども、やはり寒さ、暖かさというのは年を重ねてからの生活には大きい、何か意味がある、その様な気がしております。皆さんご存じの通りどこが長寿日本一かと言いますと、それは沖縄県、必ず出ます。この沖縄県でも変化が起きているようです。まず子供達が給食で一番食べ残すおかずがゴーヤチャンプルー、沖縄の子供達がそうだと、チャンプルーを残している。それから飲食店の数、これも沖縄県人1000人当たりを比べると日本で1番多いのだそうです。ですから飲食店がそれだけ多いということは外食する機会がそれだけ多いということに繋がってくる。だんだんと厳しくなってきましたけれども、こうして現在、老人を除いて成人の肥満率も沖縄が日本一になったのだそうです。もうこの後も段々日本全体に成人病が増えてきていますから、この増えている現状を見ますと沖縄どころか日本長寿国も、日本も危ういのではないかという様なことが書いてありました。ですから健康には充分注意しなければならないのですけれども、長生きするには太ってはダメなのだということを言っている訳ですから、太っている方は気を付けるようにして頂きたいと思います。
 
こうして読んでいるうちに凄くびっくりした話がありましたので、ご紹介します。皆さん、先日小冊子の中に驚いた話がありまして、何人か見ている方もいるかと思いますのでその方は黙っていて欲しいのですけれども、かいつまんでお話ししますけれども、きっと皆さんは元気が出るだろうと思いますので楽しみに聞いて下さい。
 
今から500年くらい前の話しなのですけれども、長寿裏話というものがあったのです。それで世界で一番長生きをしたと言われる人はイギリス人のトーマス・パーである。この方は1483年、ロンドンの西北西にあるウィニングドンという寒村に生まれたのです。この頃日本で言えば応仁の乱、室町時代が終結した5年後に生まれた、それで亡くなったのが1635年、ですから152年間生きていたと。そんな馬鹿な話はないのではないかと思います。これがあるのです。これは証明出来るというのです。小作農でしたから一定期間地主との間で契約更新をしている。毎年、毎年。それで自分の年もずっと書いている。親の代から。それがきちんと残っていたというのです。すごい。それが152年間生きたと。そしてこの人はもっとびっくりすることがある。この方、寒村で貧しい生活をしていたものですから、なかなか結婚出来なかったのです。それが初めて結婚したのが80歳の時、そして翌年に男の子が生まれたのです。そうしているうちに102歳の時に婦女暴行事件を起こした。そして18年間牢獄につながれていたのだそうです。牢獄に18年間入っていた。そうして出獄して来ました。翌々年に本人が122歳の時です、隣村の未亡人と再婚したのだそうです。再婚した相手の年は出ていないのですが、それだけの人だった。この方は結局152歳で病死をしたのですけれどもその間に色々ありまして、間違いなくあるというのは今ロンドンのウエストミンスター寺院にあるシェイクスピアの墓の横に眠っている、墓碑にはサロット地方のトーマス・パー、1483年に生まれ10代の国王の時代を生きるという様に記されてあると、本当にいた人であると。それで皆さん良く知っているスコッチウイスキーの代表銘柄オールド・パー、これはこの方の名前にあやかって、世界一の長寿者の名にあやかったと。それでオールド・パーという名を付けたといいます。人それぞれ個人差があるとはいえ、ここまでくると本当にただ驚くばかりですけれども、皆さんも充分に身体には気をつけて、決して自分だけは若いのだという過大評価はしないように元気でお過ごしをして頂きたいと思います。

会長の時間

会長の時間
「嵯峨記念育英会」
嵯峨記念育英会 
委員長 佐藤 茂良

皆さんに顔を忘れられたら困るから出てきたのではなく、改めて自己紹介しますけれども、嵯峨記念育英会の佐藤茂良でございます。今日は時間もないのでこれ以上、私のほうからはお話いたしません。詳しいことにつきましては承認をなさっている武藤先生のほうからお話をしていただきます。よろしくお願いいたします。





嵯峨記念育英会 
評議委員 武藤 勝治
 少しお時間が無いので…。実は、藤井会長、理事長から、先生、申し訳ないのですけれども評議委員ということで、細い目の奥の方からジローっと見られまして、そう言われますと私も心臓が弱いものですから、やはりついに俺のところに当番が来たなという気持ちで快くお引き受けしたのですけれども、今年の5月にドンと書類を持ってうちの事務所へ来て、実は嵯峨記念の方の帳面をして頂かなくてはということで始まりまして、今年度の決算は私も本当に分からないのですけれども、見よう見まねで何とかとりまとめて、本来なら今日、活動報告書という形でお手元に資料がありながらお話しをしようという様に考えたのですけれども、先程伊貝さんとお話ししたら少し遅れていたということだったのです。
 かいつまんで言いますと、今、この嵯峨記念というのはもう遠い昔の出来事の様な状況で、ましてや、これをほとんど管理していたというのは皆さんも良く知っている先輩の村上さんがずっと携わってきていたということで、私もほとんど彼の方にお任せしていて報告はされているのですけれども中身すら1件1件チェックしたことがまったく無かったということです。実質的にはここにおられる会員の方もどの様な状態で、どの様な運用で、どの様なことでしているかまったく分からない方がほとんどではないかと、実は私もそうだったのでございます。
 それで紐解いていくと、やはり非常事態の状況というのは全く免れない。今現在、6人の方の奨学生に対して月1万円、年間
72万円の奨学金を出すために、理事長を始めいかにその嵯峨のメンバー、評議員理事が頭を痛めているかというのが本当の現状でございます。ご承知の通り会の方から毎年40万円から45万円、50万円と、その年によって違いますけれども会としてささやかながら嵯峨記念の方に毎日皆さんからご寄付を頂いてそれを献上しているという状況なのです。つまり、40万円だけもらいまして、後は運用の利益で72万円を出すというのは至難の業でございます。ほとんどこれは長年大和証券の支店長さんを始め、大和証券のお力を借りまして、我々はド素人なものですから、この様な運用をうまくやっていかに奨学金を増やしていくかというテクニックというのは、我々はとても分かりません。ですからずっと長い間、専門家にご指導頂きながらしてきたというのが現状だと思いますけれども、これからも引き続きご尽力して頂きながらしていかなくては駄目だと思います。けれども、やはり今目の前のことを考えますとなんとかその72万円を確保するために、やはり運用益の高いものに手をつけてしまうということが現実なのです。でも実際に運用益の高いものに手をつけると、どうしてもリスクが高くなる。皆さんもご承知かも知れませんが大体嵯峨の今の基本的な財産というのは4200万円あります。4200万円で当初嵯峨登さんが考えたのは6%だと、200万円から300万円があるという計算でこの育英会が出来たのではないかと想定されます。でも皆さんご承知の通り、今コンマ00の利息の時代ではとてもおぼつかないと。一昨年はこの運用益が30数万円しか無かったと。40万円からもらってやっと72万円の奨学金を出していたというのが現状なのでございます。しからば今後どうしたらよいのか、止めたら良いのかどうなのかということをこれからも、前回も何か会合で討議になったと思いますけれども、今時間も無いので私も詳しくそれ以上は説明出来ません。
 しかしながら、今後皆さん
1人ひとり藤井理事長さんに任せず、会員皆がこれからこの嵯峨記念育英会をどうしていくかというのを、お一人お一人の胸にずっと引き詰めて考えて、それぞれアイディアを出していって欲しいというのが私の率直な意見でございます。それから数字的なことはたくさんあります。お時間があったらもっともっと数字的なこともご説明したいと思っていましたけれども時間がありませんので、大変雑ぱくで申し訳ないのですが、この2つだけ皆さんにお願いしてご挨拶にかえて今日は締めさせて頂きます。よろしくお願いします。

青田会長より
 今の嵯峨の件は大変難しい状況になっていますけれども、クラブアッセンブリーの時に前は上期2000円、下期2000円の4000円でしたけれども、一応予算として計上したのは上期4000円、下期4000円の8000円を計上した。しかし、少し待てよと、それは皆で話し合いをして決めることで予算に上乗せするのはまずいのではないかということになり、それを撤回しまして、従来通りの2000円ずつの4000円にしてあるのですけれども、現状では今武藤さんからのお話しにもありましたけれども、とても難しい。
 運用益では難しいということになれば、会員の皆様のお力をお借りするしかないのではないかと、その辺も含めてこの問題も結構色々しても時間が長くなりますので、理事、評議委員、幹事という方々がおりますので、その方達とじっくり話をして案を出して、そして皆さんにお諮りするということで、今日は私が余計なことを話して時間が長くなりましたのでその責任を取って、私も評議委員になっておりますので、その様に決めて皆さんにお諮りするということにしたいと思いますので、それでよろしいでしょうか。おわります。

お客様紹介

釧路北ローターアクトクラブ
会長 小原里衣子

 みなさんこんにちは。改めまして釧路北ローターアクトクラブ会長を務めさせて頂いております小原里衣子と申します。隣に居りますのが幹事の福島賢司です。よろしくお願い致します。
 本年度は一生懸命というテーマの基、会員増強を目指しておりまして、今月頭の例会の時点で3人目の入会を迎えさせて頂くことが出来ました。本当にありがとうございます。それでこの釧路クラブ様から1人、企業会員ということでご入会していただきました。この場を借りてお礼申し上げます。
 私たちクラブは35周年を今年度迎えます。釧路クラブ様におかれましては、さらに倍の70周年ということで、私たちも負けないように70周年を目指して、これからも頑張って行きたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。

会長の時間
9月28日(木) 18:00〜 「交換留学生歓迎会」
会長の時間
木下 正明 おかげ様でお祭りも晴天で賑やかでした。
会長の時間 会長の時間
本日合計 本年度累計
18,000円 394,000円
日時 会員数 出席率
9月14日 96名 61.4%