2004〜2005年度 第16回(通算2856回) 例会報告

2004.10.28


会長 久島 貞一・幹事 浅野  洋

広報・会報委員長 西村 智久




  久島 貞一 会長

皆様こんばんは。先週は例会をお休みさせて頂きました。本当にご迷惑をお掛けしました。そうしているうちに先週、台風23号が日本列島を縦断しまして大変な被害を与えました。それだけでも大変だと思っていたのですけれども、今度は中越の地震という事で震度6が4回も来れば精神的にも肉体的にもかなり参ってしまうような状況に居られると思います。僕達も釧路沖地震を経験しておりますし、東方沖地震も経験していますし、最近では十勝沖地震を経験しております。地震というのは本当に怖いもので大変な思いを現地の方はなさっていると思います。私達のクラブもその様な経験をしていますので何とかあの方達を支援出来るようなことがあれば良いと考えております。今日は新入会員歓迎会という事で楽しくしようと思っておりますけれども、ロータリー情報委員会の主催ですのでよろしくお願いしたいと思います。最後になりますけれども我々の大山葉子さんが第45回の道東書道展で準大賞という事で来年からは審査員という事です。出品するのは今回が最後になるようなのですけれども、心から皆さんと一緒にお祝いしたいと思いまして、ここで花束を贈呈してお祝いしたいと思います。よろしくお願いします。


 


  1)事務教員の大山葉子さんが道東書道展に於いて準大賞を受賞されました。



「新入会員歓迎会」

 小船井パストガバナー

 矢澤情報委員長の方から若干お話しして欲しいという事で約4ページの原稿を用意しました。それで話すと大体20分位かかるのでこれは割愛させて頂いて、新入会員の皆様にこのコピーをお渡しして、私の方では若干一言お話しさせて頂きたいと思います。
1番大事なものというのは皆さん良くご存じだと思います。誰も読まない『ロータリーの友』、誰も読まないとは言いません。私もロータリーの会長する時に初めて読みました。正直言いまして。分区代理、ガバナーになってやっと少しは毎月読むようになりましたが、基本的に見開きの中の1ページ目、ここにロータリーとはというものが書いてあります。これを読んで頂ければこれで大体ロータリーの半分位はご理解頂けると思います。 もう1つは『ロータリーの友』の中で今回の10月号、ビチャイ・ラタクルさんという私がガバナーをした年度、200203年度のRIの会長であったタイの方で、ビチャイ・ラタクル会長が国際協議会、今年の2月にアメリカで開催されましたがその時の職業奉仕に関わる素晴らしいスピーチが載っております。これは是非お読み頂ければ幸いです。特にロータリーが他の団体、例えばライオンズ、青年会議所、ソロプチミスト、その様な様々な社会奉仕団体の中でロータリーというのはどの様なものなのかという事を詳しく申し上げるつもりでしたが書類を新入会員の皆様にお渡しして私からのご挨拶に代えさせて頂きます。ガバナーをして何でも知っているはずだというのは誤解ですので、よく分かっていません。その様な意味では色々な人にお聞き下さい。色々な人にロータリーは何なのだと聞くと皆さん違う事を言うと思います。遊ぶところだとか飲み食いするところだと、例会に出て飯を食うところだとあるいは金を払ってそれで財団に寄付するところだと色々な意味でそういうロータリーに対する、皆さんお一人お一人のロータリー観があると思います。その様な中でテーブルの皆さん、新入会員の皆さんが7人、各テーブルに分かれて配置されているという事は先輩の皆さん、同僚の皆様とロータリーをお話しさせて頂きながら親睦活動委員会が一生懸命作っているゲームを楽しんで頂きたいと思います。どうもありがとうございました。

【資料】

ロータリークラブと他の団体との比較

(ライオンズクラブ・JC・ソロプチミスト)

20世紀後半から21世紀に入り、「グリーンピース」や「国境無き医師団」等に代表されるNPONGO団体が急激にその活動の意味と意義を拡大している情況にあります。ロータリークラブはもちろん社交クラブとしての性格を持ちながらも国際的な規模での最大クラスのNPO団体でもあります。また、ロータリークラブはその創業もさまざまな既存福祉団体の先駆けとして発足した歴史的な存在でもあります。ここでは、ロータリークラブとは何かということで、公式に発行されている文章を紹介し、合わせて、他団体のオフィシャルなレポートを提示させていただき,ロータリークラブ理解の一助になれば幸いです。

ロータリークラブ

社会奉仕を行動の指針とする国際的社交団体。1905年アメリカに起こり、1912年国際組織となる。各成員が輪番に会場を受け持ったところからの名前。(広辞苑)
社会奉仕・国際親善を目的とする国際的友好団体。
1905年米国で発足。一都市を一単位とし、クラブ員は1職業1人が原則。
クラブがその地域の各職業の代表的人物を選んで入会を要請する。日本では1920年に東京に出来たのが初め。各支部が輪番で懇親会を開くのでロータリー(輪転)の名が出た。(百科事典:マイペディア)

国際ロータリー公式ホームページより

ロータリーは、世界中の事業および専門職務のリーダーからなる世界規模の組織で、人道的奉仕活動を行い、職業における高い道徳基準を奨励し、世界中で親善や平和を築くための助力をしています。およそ120万人のロータリアンが、166カ国に所在する31,000以上のロータリー・クラブに所属しています。ロータリーは非政治的、非宗教的な人道的組織で、1905年に創立されました。
ロータリー・クラブの会員は、地域社会の事業や専門職務に従事する男女を代表しています。世界中のロータリー・クラブは毎週例会を開き、非政治的かつ非宗教的で、あらゆる文化、人種、信条に開かれています。
国際ロータリーのロータリー財団は、国際的な人道的奉仕プログラムや教育的・文化的交流を通じて、世界の理解を推進する非営利法人です。この財団はロータリアンおよびより良い世界のビジョンを分かち合うその他の人々からの自発的寄付によってのみ支えられています。1947年以来、財団は人道的および教育的補助金として米貨11億ドル以上を授与し、これらの補助金は各地の地元ロータリー・クラブや地区によって生かされ、管理されてきました。

ロータリー・クラブは何をするのか

ロータリーの標語である「超我の奉仕」は、地域社会や職場、および世界中を通じてロータリーの目的を反映しています。ロータリーは、今日の緊急問題に取り組む社会奉仕プロジェクトを開発しています。また、青少年のためのプログラム、学生や教員、他の社会人のための教育機会や国際交流のプログラム、職業開発プログラムなども支援しています。ここにロータリーの中心的活動分野をいくつかご紹介しましょう。
ポリオ撲滅:1985年、ロータリーの会員はポリオのない世界を実現することを誓いました。ポリオ撲滅に対する20年にわたる取り組みは、現在までで最大規模の民間部門支援による世界的保健推進活動となっています。 20億人近い世界中の子供たちに予防接種を与えるため、ロータリーは既に米貨5億ドルを寄付し、無数のボランティア活動を提供してきました。 今日、世界には数百人のポリオ患者しかおらず、年間35万人以上の子供がポリオによって身体麻痺に冒されていた1988年と比べ99.8パーセント減少しました。
国際教育:ロータリーは、国際奨学金の民間の資金源としては世界最大です。毎年千人近い大学生が、他国に留学するためにロータリーの奨学金を受領しています。また、各地のロータリー・クラブは高校生の交換プログラムも行っており、毎年8千人近い高校生が3カ月から1年の外国留学に派遣されています。
平和:明日の平和維持活動家や外交官を育てる活動の一環として、ロータリーは最近、世界
7つの有名大学に「平和および紛争解決の分野における国際研究のためのロータリー・センター」を創設しました。このプログラムは、毎年、世界競争制の下で選考される70名のロータリー世界平和奨学生に、紛争解決の分野における修士課程教育の機会を与えるものです。
識字率向上:ロータリー・クラブは、世界中で非識字に対する闘いに取り組んでいます。その一例として、タイのロータリー識字率向上プログラムがあります。このプログラムによって学校で退学者が激減し、その結果、タイ政府によってタイ国内のすべての学校でこのプログラムが採用されました。

ここに、青少年と共に活動するロータリーの例を2つご紹介します

ロータリー財団教育プログラムは、世界中の大学へ留学する1,500人近い奨学生を援助しています。これらのプログラムの一つに、平和および紛争解決の分野における国際問題研究のためのロータリー・センターがあります。これは将来の外交官や国際的リーダーを育てるプログラムです。毎年、この分野の修士号を取得するため、70名の学生が7つの有名大学へ留学します。このプログラムによって、世界の平和と理解につながるよう、人々に寛容の精神と協力心を培うというロータリーの取り組みがさらに充実します。
・1927年以来、ロータリー青少年交換プログラムの豊かな内容によって、世界中の学生やホスト・ファミリーにとってますます可能性が広がり、さらに人生を充実させることができるようになりました。このプログラムは、ロータリー・クラブが存在する国ならどこにでも1年間の外国留学をすることができるチャンスを与えるもので、15歳から18歳の8千人ほどの学生が参加します。

ライオンズクラブ

国際ライオンズホームページより

1917年の創設以来、ライオンズクラブはそれぞれのクラブが属する地域社会への感謝の意を込めて、人々へ奉仕を行ってきました。清掃活動などの地域に密着した活動から世界的な失明予防活動などの遠大なプロジェクトまで、ライオンズクラブは常に地域社会のより良い未来を築くために、取り組んできました。
今日、世界192の国及び地理的領域に46,000以上のクラブを有するライオンズクラブは、この地球上で拡大するニーズにこたえるために、更に支援の手を広げています。
私たちのプログラムは新しいニーズとより大きな要求に対応するために変化していきます。しかし私たちの使命は決して揺らぐことはありません。「ウィ・サーブ われわれは奉仕する」

日本のライオンズクラブは1952年、フィリピンのマニラ・ライオンズクラブのスポンサーにより誕生し、現在、8複合地区・32準地区に、約3,450クラブ、会員数13万人を擁しています。

●国際的な民間社会奉仕団体、1917年有力実業家などをメンバーに米国シカゴで発足。日本では1952年に支部ができた。ライオンズの名はLIBERTY、INTELLIGENCE,OUR NATIONS、SAFETYの頭文字による。奉仕活動を通じての、世界の人々の相互理解と、つい生き社会の生活、分化、福祉、公徳心の向上を目的とする。(百科事典:マイペディア)

青年会議所

自由な社会と経済発展を実現し、新しい社会をリードするにふさわしい人材育成を目的として、1915年にアメリカ・ミズーリ州セントルイスに生まれた小さな青年活動グループから始まったJC運動は、その活動が認められ,アメリカの社会的活動を担う主要な青年団体へと発展していきました。1944年には「積極的な変革を創り出すのに必要な指導者としての力量、社会的責任、友情を培う機会を若い人々に提供することにより、地球社会の進歩発展に資すること」を使命に、アメリカ、コスタリカ、エルサルバドル、グァテマラ、ホンジュラス、メキシコ、ニカラグア、パナマの8カ国によって国際青年会議所(JCI)が発足。その後、年々加盟国は増え、日本も1951年に加盟、JCIの一員として新たな活動の一歩を踏み出しました。会員数26万人以上人の世界で最も大きな青年団体です。

ソロプチミスト

国際ソロプチミストとは、女性の奉仕団体です。この名称はSOROR(sisterwoman)と、OPTIMAthe best)というラテン語から由来し、SOROPTIMIST,すなわち『女性にとって最良のもの』を意味します。管理職や専門職という立場の、職業分類化された女性の奉仕団体です。国際理解と友愛の精神を通して、全世界の人々の人権擁護、平等、開発、平和を目指し努力しています。国際ソロプチミストは、その目的およびプログラムに関連する国際的国家的問題に関心を寄せることを本旨とします。国家間の政治論争、政党や宗派の問題に関しては、厳正中立の立場を保ちます。1921年カリフォルニア州オークランドに始まり、職業を持つ80名の女性によって結成、以来多くの賛同を得、世界的組織に拡大されました。アメリカ連盟、ヨーロッパ連盟、英国・アイルランド連盟、南西太平洋連盟の4連盟で構成され、現在では世界120以上の国に約10万人の会員がいます。また、各連盟下にリジョンがあり、日本の5リジョンはアメリカ連盟の傘下に組み込まれています。アメリカ連盟は会員の約半数、日本はその35%を占めます。1960年、東京に日本初のクラブが誕生しました。1986年に日本国内が発展的な分割として5つのリジョンに分かれ、奉仕に専念しています。日本東リジョンは、3地区、A地区(群馬、新潟、埼玉 、栃木)B地区(千葉、茨城、東京)C地区(神奈川、山梨)で構成されています。

古希を迎えた梁瀬会員の乾杯でスタート 七人の侍を一人ずつ紹介 司会の田中委員長、軽妙なトーク 藤井会員、あずさ2号で締めました

新入会員を囲んでクイズゲームをしながら、とても楽しい例会でした。親睦活動委員会の皆様、ありがとうございました。



 

       文化の秋 「蔵の話」  講師 中野 吉次 様  (プログラム委員会担当)
    
                 


平間 和夫  200万契約達成しました。ありがとう

本日合計 本年度累計
30,000円 694,000円


日時 会員数 出席率
10月 21日 100名 51.1%