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2014-2015釧路ロータリークラブ 第37回(通算3355回)例会


会長の時間

会長挨拶 田中 正己 会長
本日は、泉会員、浅野洋会員が久しぶりに例会に出席されております。浅野洋会員が入院をされて、私と黒田幹事がお見舞いに行った時は、少々心配でしたが、その後2回目に行った時は体重が減ったことでスリムになって良かったと思っております。
 4月に入り、全国では気温も上昇しまして、今年の桜は平年並みか早く咲く所が多いそうです。また、道東道・白糠インターチェンジが開通となり、釧根で初の高速道路開通が実現しました。物流や観光をキッカケとする地域活性化に繋がって行くことを期待しております。
 3月26日に行われた第87回選抜高校野球大会で、東海大四は、1回戦・豊橋工業(愛知)に3-0で勝利し、28日第2回戦・松山東(愛媛)を3-2で下し、春夏を通じて初のベスト8を決めました。29日の準々決勝は、健大高崎(群馬)を1-0で破り、北海道勢で22年ぶりの快挙、初のベスト4に入りました。31日の4回戦準決勝は、浦和学院(埼玉)を3-1で下し、1963年(昭和38年)に準優勝を果たした北海高校以来、北海道勢として52年ぶりの決勝進出を決めました。4月1日の決勝戦は、敦賀気比(福井)に3-1で破れ、あと一歩及ばなかったものの、堂々の準優勝を果たしました。ここまでチーム一丸となって頑張って来られたことに感動をしました。
 邵会員の息子さんがメンバーとして出場しておりましたので、早速、お祝いの電話をかけたところ、邵会員は「ウチの息子はラッキーボーイです。皆さま方の応援のおかげです」と大変喜んでおられました。
 思えば、当クラブの青少年奉仕委員会で、『全道中学親善硬式野球大会』の支援を行っております。当時、息子さんは、釧路リトルシニアに所属し活躍をされ、大会の時には邵会員が大変熱心に取り組んでおられました。邵広基選手がこうして夢の甲子園で活躍をしている姿を見て私も感激しました。
 あと、残すところ3ヶ月となりましたが私も一生懸命頑張って務めて参りますので皆さまご協力をよろしくお願いいたします。



本日のプログラム 
シャチの海

プログラム委員会委員長 中山 峰啓 会員
 本日のプログラムは、『シャチの海』ということで笹森先生には室蘭から来ていただきました。釧路には何度も来ていただいているということですけれども、FMくしろにも、昨日収録をされたということで、4月中に放送されるそうです。ラジオやネットなどで、ぜひ聴いていただければと思います。


酪農学園大学特任准教授 笹森 琴絵 先生
本日は、お呼びいただきましてありがとうございます。釧路にはもう10年以上も通っており、今では第二の故郷みたいになっています。普段は船に乗ったり、子供と一緒に展示を見たり写真を見せたり、そのようなことばかりしているので、このように背広を着ている方がたくさんいる場所に及びいただくと緊張してしまいます。
 本日お話しをさせていただくことは、シャチを含めたクジラの話です。
これは、皆さんの街の宝物です。私は室蘭市民ですので、お話しをするのもおこがましいのですが、ぜひこれからは皆さんが皆さんの宝物として色々な方にお話しをいただけるように、本日はその話題提供に参りました。

 タイトルは『海の王と出会う』です。〝海の王〟とは、〝シャチ〟のことです。北海道では、アイヌ民族の方たちが〝海の神様〟などと呼んでいましたが、海の生態系の中で一番てっぺんにいる強い生き物がシャチということで、王様と出会える釧路の海についてお話しをさせていただきます。 
 私は、『さかまた組』というチームを持っています。活動について簡単に、特に釧路について中心に紹介させていただきます。私自身は、クジラ専門の調査・研究を行っています。その関連で、ガイドをしたり、写真を撮ったり、文書を書いたり、ということもしていて、総合的には海を守る活動のために、調査で得たデータを活かしています。他に海鳥の研究者や、魚もシャチも含め海洋生物の音響について調べている水産庁の研究者やジャーナリストなど合わせて4名ほどが、『さかまた組』というチームで活動をしています。
 海洋調査で得たデータは、それを社会に還元して行こうということで、写真や動画などの展示・講演会・学生の研修などの環境教育活動にも活かしています。更に、私はこれが一番大事だと思っていますが『海を守る』ための活動です。シャチだけではなく、海全体の環境を守って行くことに活動の全てが還元されないなら、調査を行うことも学生を乗せて行くことも、それは意味がないと考えていますので、全体としては環境保全のための基盤作りをやらせていただいています。

 さて、釧路沖では、いったい何がクジラを呼び寄せているのかということを簡単にお話しさせていただきます。釧路沖は、オホーツク海やベーリング海、それからアリューシャンなどの北の海と、沖縄や小笠原などといった南の海とを繋ぐ、高速道路のような役割を果たしていて、地球規模で移動して生活する大型の鯨類たちには非常に重宝しています。千島海溝から日本海溝へと連なる海溝沿いに、北から南、南から北へ移動を行っているようで、大型のクジラたちにとって釧路沖は、その意味で重要なのです。
 釧路沖は暖流と寒流が出会う場所でもあります。これは北海道の地図です。このオレンジの線が『対馬海流』という暖流です。これが北海道の日本海側から這い上がって来て、このように分離し、宗谷暖流と津軽暖流となって北海道の周りを包むように回り込んで来ます。更に、寒流である『千島海流』は、親潮などとも呼ばれる豊かな海流で、この両方が出会う場所がちょうど釧路沖辺りです。だから何が良いのか?というと、先ほども書いていたように『双方の生き物が集まる場所』となる点です。どちらかだけではなく、双方の生き物が集まるため、それだけ豊かな生物環境が育まれるということです。図には、更に『釧路海底谷』という言葉が出て来ています。知っている方もいらっしゃるかと思いますが、釧路の港を出て間もなく、南と北に延びる溝(スリット)ですが、深い海溝が現れます。その海溝のところで、流れて来た水塊がいきなり下方へと落ちこみ、そこからまた昇る流れができる。この上下の動きが、底に溜まった栄養分を巻き上げるのです。例えば、お味噌汁を放って置くと、具が底に溜まってしまいますが、それをひっくり返してまんべんなく行き渡らせるような『湧昇(ゆうしょう)』という動きがあります。豊かな海には必ず湧昇流というものがあり、釧路沖にも存在します。『海溝』(日本海溝など)、『寒流と暖流』、そして『釧路海底谷』、この3つが相互に影響をし合って、様々な鯨類が、それぞれの目的に添って利用出来る、便利で豊かな海が『釧路沖』ということです。 
 ここに10種類ほどの鯨類の名を上げました。クジラは、2つのグループに分けます。歯がある『ハクジラ』と、ヒゲがある『ヒゲクジラ』の2つです。ヒゲクジラの方が種の数は少ないので、釧路のように1つの海域でこんなにたくさんのヒゲクジラが見られることは本当に珍しいことです。ここでハクジラの顔を見ていただきます。これは、ゴンドウという種類のクジラで、同じような尖った歯がズラっと並んでいます。これとは違い、扇やイチョウの葉のような形のものが一枚ずつ右と左の下顎から生えているだけの種もいたり、上の牙がギューっと上唇を突き破ってグヨーっと伸びているものもいます。その牙が、北極などにいるイッカクというクジラの、角と思われているものの正体です。このように、歯と言っても、色々な形の歯があって、私たちの歯のようにきちんと機能している訳ではないものも多いのですが、何せ、歯がはえているものが『ハクジラ』のグループの中に入っています。
 ここに、ハクジラの仲間にはイルカやマッコウクジラ、シャチなどと書かれていますが、実はイルカは小型のクジラのことです。体の大きさが大人になっても4mより小さいものを〝イルカ〟と呼んでいます。イルカも堂々とクジラの仲間に入っていますので、ぜひ覚えておいて下さい。大体、世界に72種類位がいるのがこのハクジラのグループです。
 もう1つの『ヒゲクジラ』には、ミンククジラ、ザトウクジラ、イワシクジラ、ナガスクジラなどがいますが、このヒゲクジラたちは、口の中に歯ではなくヒゲを持っています。さらにわかりやすくお見せすると、こちらです。ここにホウキのような固まりが見えますが、このようにヒゲ板が何百枚と重なって、この1つの固まりを作っています。このグループをヒゲクジラと呼びます。このグループは少数派で世界に13種類位しかいないと言われています。釧路沖では、もう10年以上調査を行ってきましたが、12種を確認をしています。ここでは10種位しか紹介していませんが、実際には12種類+アルファ位が釧路沖にやって来ると考えられます。
 それぞれの鯨類は、このような感じで時期をずらしてやって来ています。私たちが調査を行っている時期は、10月~11月にかけてです。この赤い線の時期で、ここが一番色々な種類が現れる時期と考えています。釧路沖には、子育てやエサとりなどで現れるもの、それから先ほどいったように北と南を行き来する種も現れます。例えば、噴火湾室蘭沖や根室海峡の知床周辺はクジラが来ることで有名ですが、彼らはエサとりや子育てが主で、大型鯨類はその辺りを利用していません。ですから、その回遊の移動に利用する大型鯨類の分だけ、釧路沖で見られる種は多いということになります 。私たちがこの辺りで観察をした「1シーズンで12種類」が国内で最高峰ですね。それくらい、釧路沖が色々なクジラにとって利用価値が高いという所になります。
 実際いつやってくるのかということですが、カマイルカは春から秋にかけて釧路沖の割と沿岸近くで見られます。ツチクジラという種はイカ好きなのでイカの来遊期にやって来ます。ツチとはこのように口がヒュっと尖ったクジラたちです。体も大きいですよ。体長は12m近くもあり、釧路沖を闊歩しています。
 ヒゲクジラでは、まず、体長が20mを超えるナガスクジラ。これは「日本で毎年この時期にやって来ます」と分かっている所は釧路を除いてほとんどありません。調査では時折見ますが、体長が20mもあるだけに、この噴気、頭のてっぺんから吹き上げる息ですが、この高さだけで10mを超えます。相当離れていても見つけることが出来ます。ナガスクジラは絶滅危惧種ですが、これも釧路沖にはほぼ毎年現れていることが分かっています。
 そして、ザトウクジラ。ザトウクジラと言ったらハワイや北極などに行かなければ見られないような印象があると思いますが、実は、釧路沖で毎年、見ることができます。このように、お母さんと子供が泳いだりもしています。体長が15m位。相当大きいですね。時々はジャンプをしたりもしています。この写真が表紙になっている、雑誌『ファウラ(faura)』がいま、書店に並んでいます。もし見かけたら、中に釧路のことも書きましたので、ぜひ読んでいただけたらと思います。このザトウクジラですが、日本国中から、あるいは世界から「沖縄や小笠原まで会いに行く」というファンが沢山います。彼らに、「釧路沖にもザトウクジラが毎年きますよ」と言うと、驚かれますが、そのように世界中から人が出会いを求めて集まるような人気の種類が釧路沖に来ています。
 さて、釧路沖といったら『シャチ』です。いま、日本国内でシャチが見られる所は、羅臼沖と釧路沖くらいです。観察船で見ているのは羅臼沖だけですが、いずれ、釧路で、誰でもシャチを見られるような日が来るといいなと思っています。 こちらもシャチの群れですが、後ろに釧路の街が写っています。『まなぼっと』や製紙会社の赤と白の煙突なども写っています。「釧路沖のシャチの面白いところは、背景がビル群だ」といえます。シャチの写真を探すと、世界中で撮られたものが色々出て来ます。例えば、南極・北極・アラスカ・カナダ・ノルウェーなどが多いですが、大体が、いかにもいそうな大森林や雪山の背景で、このようにビルが写っているシャチの写真はほとんどありません。釧路の人とシャチの距離が非常に近いということが分かって、面白いことです。
 私はシャチと20年近い付き合いで、世界中、あちこちで見ていますが、このように港から出て1時間位で、後ろにビルが並んでいるような背景でシャチを見ることは、他では出来ません。それが釧路のシャチの面白いところだと思っています。
 これはオスのシャチです。シャチは背びれが高いことで有名ですが、この高さだけで2m位もあって、私たちが彼の背中に立って、背びれに手をかけ「ヤー」とか言えるくらい、大きな生きものです。体長は大体8m~9.5m、10mをちょっと切るくらいです。

 このように、色々なクジラがやって来る釧路沖です。いつやって来て、何を目的に、というものをまとめてみました。エサとり、繁殖と子育てなどそれぞれですね。それから、特に大型の鯨類で、通過をして行くだけというものも結構います。先ほどもお話しをしたとおり、それぞれの目的に合わせて利用する時期や場所などを変えています。
 調査で分かって来た釧路沖の鯨類の出現傾向はこのようになっています。これが海溝です。大陸棚からグッと落ち込んでいて、色の濃い方が深いのですが、それぞれが海溝沿いに現れていることがまず分かります。更に、ここに溝(スリット)があります。深くギュッと切れ込みがあって、その周りを中心に鯨類が集まっていることが分かると思います。一番広く分布をしている赤の丸がシャチです。シャチは、他のクジラと違って、水温も水深も全然関係ないスーパークジラで、どこにでも現れるのです。つまり、自分たちがエサとしている生き物がいる場所にはどこにでも現れるということです。イルカだったりクジラだったりアザラシだったり、エサとする生きものが現れる場所を探すように、色々な場所に現れていることが分ります。大型のクジラ、ザトウやナガスなどは沖の遠い方に現れているという傾向が何となく出ています。
 何といっても、釧路沖の豊かさを象徴する生きものがシャチです。もう一度、シャチについて分かって来たことをまとめますと、主に、秋に数ヶ月、定住をしているのではないかと私たちは考えています。少なくとも十数頭からなる5つ位の群れが毎年来ているようです。これまでに70頭以上を個体識別して、個体識別用のカタログにしてあります。うち、数頭は、私自身が羅臼や北方四島で再発見しています。これが、それを示す図で、この〝H1〟が、私たちが〝ニック〟という名前をつけているオスです。2000年に初めて、択捉島調査で発見しました。その後も色々な所で会っています。この〝ニック〟は各地で観察出来ています。
「なぜそんなことが分かるの。適当に言っているのだろう」と思っている方がいるかも知れないので、どのように識別をしているかについてです。
この背びれにあるキズ、形、そして背びれの後ろの白い模様部分にあるキズや白い斑紋に入っている模様など色々なものを組み合わせてカタログにのせ、番号を付けて、「何年に、何処で見た」ということが分かるように分類してあります。一部には名前もつけていて、一目見れば分かる特徴的なものも結構います。これには〝ソリマチ〟という名前がついています。〝ニック〟というオス、〝ミギフック〟〝ヒダリフック〟などです。大阪や福岡の学生たちと、この10年くらい調査を行っているので、彼らにもお馴染みで、調査中に名前で呼んでいる個体も結構います。それくらい「釧路沖にやって来るシャチたちは、安定して現れている」とも言えると思います。
 クジラを取り巻く現状です。このようにお話しをさせてもらうときは必ず触れていることですが、クジラたちを取り巻く現状は結構シビアです。環境汚染・水質汚染・ゴミなどによる悪影響をうけています。
 これは、カマイルカというイルカですが、元気そうに飛んでいるこの子の首にビニールが巻き付いています。こんなのが海には沢山います。
 それから、水温のことがよく言われています。この10年間、同じ場所で同じ時期に水温を計り続けていますが、確かに上がっています。酷い年では、3度から5度上がっている時もあります。そのようなときは、台風やシケが来なくて、下に溜まっている冷たい水が上がって来られないときですね。実は、シケや台風は重要で、それが下にある冷たい水と上にある温かい水を入れ替える。そうして、全体に栄養分を行き渡らせる。それから、水が上下入れ替わらないと酸素不足になって来ます。その状態を解消するのが台風や低気圧による大シケなので、それがないと表面では3度くらいはすぐに上がってしまいます。そうすると、シャチの現れ方にも影響してくるようです。最近では、「知床でも水温上昇」のことがとりざたされていて、今年は「凄く早く流氷が消えた」と言われています。流氷の形状が変わって来ています。昔は、カチッと大きくしっかりとした流氷でしたが、いまはザクザクに溶けてシャーベット状になっている。そのせいか、例えば、シャチの群れが流氷の動きを読み切れずに、群れが全滅をしてしまったこともあります。
 それから、漁網を破る、網に入って魚を食べてしまうということで起こるイザコザもあります。クジラにしてみれば、そこにエサがあるから入ってしまっただけですが、彼ら自身も網に入ったために窒息死してしまうという災難にもあっていて、人間と鯨類、どちらにとっても良くないことが起きています。
 さらに調査やウォッチング。まさしく私が行っていることですが、それでも生活干渉をされている訳ですので、彼らにとってみればあまり良いことではないと言えます。
 このように、今日におけるクジラの受難は人間によるものがほとんどです。 「では、クジラの敵は人間なのか」ということになってしまいますが、自然界においてはやはりクジラにもれっきとした存在意義があって、そこにいる生きものです。それなのに人間の都合で、彼らが姿を消すことがあれば、それは自然の理に反することになると思います。上手く付き合って行くことが必要だと思います。
 最後になりますが、釧路沖にクジラがやって来る、その価値と意義です。この10年ぐらい、フィッシャーマンズワーフMOOさんや、TULLY’S(タリーズ)というコーヒーショップなどで、観光客や市民対象にアンケートを行ってきました。簡単にいうと、観光客でも地元の方でも、大人でも子供でも、女も男も関係なく、クジラへの関心は実は凄く高いのです。しかも「食べたい」という人もいる一方で、「見たい」「会ってみたい」「チャンスがあれば海で観察をしたい」という方が非常に多くて、79%。昨年は80%を超えていました。色々なクジラとの付き合い方はありますが、『ウォッチング』という形も今後、釧路にとっては導入する価値があるのかなと感じていますね。
 釧路沖には、お話しをしたとおり貫禄十分の種類が次々と現れて、国内、それから国外でも大人気のシャチやザトウクジラ、カマイルカなどを含む多くの種を観察することが出来るという「世界に誇る海だ」と言えます。
 
 まとめとなりますが、私たちは外部の者ですが、釧路にとってのクジラについては、外から見た方がよくわかる、見えるときもあります。その観点から言わせていただくと、まずは観光や水産業の資源になり得ます。既に、水産部門ではすでに利用されています。観光では、今後考える価値があります。こちらは北海道釧路総合振興局さんが今年作って下さった「クジラ・イルカ・シャチが来る、釧路沖を知ろう」というパンフレットで、市内の色々なところで配布されていると思いますので、ぜひお手に取っていただければと思います。あとは、教育ですね。実は私、元は小学校、中学校で教えていたので、ぜひ今後は『ふるさと学習』などの中で取り上げられるようになればいいなと思っています。 『クジラは地域の宝物に他ならない』ということの繰り返しになりますが、外の者から見ると「羨ましい限りの海」ですので、ぜひそれを、みなさん・地域の方自身に知っていただいて、今後は、私たちと一緒にクジラやイルカとどう生きて行くか探る道を歩めたらと願っていますので、ぜひ今後ともよろしくお願いいたします。
 以上で、お話しを終らせていただきます。ありがとうございました。


会長謝辞
 本日はお忙しい中ご講演をいただきまして本当にありがとうございます。お話しの中にもありました通り、釧路沖の近海にシャチやイルカやクジラが定住しております。私も釣りが好きで、船で釧路沖へ行き何度も見たことがあります。これからも調査を行うことは大変なことだと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいと思います。



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